クレーム/手紙編~後編 | コツブニッキ

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40歳を過ぎたら、20代の頃より人生動いてます。

前回の続き。
例のクレーム手紙の投函後。
すぐに反応があるかと思いきや、全くのノーリアクション。
投函後、10日間くらいはソワソワしてた私ですが
「こんなもんかね、世間は…」と、厭世感を漂わせつつ。
慣れない育児に追われながら、事件のコトは忘れつつあった。
まぁ…反応なくても、やるだけのコトはやったし、
手紙に怒りをぶちまけた事で、ひとまずはスッキリしたしね。
話のネタになったから、まぁいいさ…と思って。

マンションから現在の住まいに引っ越した直後。
まだ段ボールも片付かない頃っでした。
事件から3ヶ月くらい経ってたかなぁ…もっとかしら?
もうすっかり店の名前も忘れていた頃。
突然、自宅に電話がかかってきたのです。
全然知らない、中年男性らしき声で。
聞けば先日の店の社長だと言う。
忘れてたから私も、「あぁ……はいはい…!」と思い出しつつ。

社長は、連絡が遅れた事をまず詫びて
直接ウチに伺いたい、とアポを取り始めた。
もう怒りはおさまってたし、半ば他人事。
まぁ、でも話のタネになるし、
乳飲み子と二人きりでヒマだし、来客もよかろう。
と、社長の時間に合わせて好きなようにしてもらった。

そして猛暑(たぶん40度超えてた)の最中
家にやってきた、汗だく黒スーツ姿の3人の男性。
社長一人で来るもんかと思ってたから、ビックリですよ。
社長を筆頭に、その店の本部部長と原宿店担当者。
一人分のアイスコーヒーしか用意してなかったから
急いでホットコーヒーを煎れ直した。
手土産に持って来たのはボディショップのギフトセット。
そして恰幅のいい男性3名が、一列になって頭を下げ……。
も~恐いですよ~、逆に…!
私も「いえいえ、そんな、済んだ事ですので…」
と乳飲み子抱きながら恐縮しきり。

警察の事情聴取みたいに、
部長がメモとりながら私に現場検証してきました。
世間話して、何度も謝罪され、緊張しつつ終了。
いや~、気まずい&汗かきました~。
こんなにガッチリやって来るとは思わなかったもの…。

そういう訳でして。
クレームするなら手紙が一番!
抜群の効果があります。
……というコトを、皆さんにお知らせしたかったのでした。
面白くない上に、いやに長くなっちゃってメンゴ!
最後まで読んでくだすった方、本当にありがとうございます。