ぬいぐるみに興味のない子供でした。
少ないながらも持っていたのは
『さんまのまんま』の“まんまちゃん”と
(中学生当時、明石家さんまにメロメロだった。
レコードやタレント本も喜び勇んで買っていた)
唯一好きだったキャラクター“プーさん”。
(ディズニーランド行った時の自分へのお土産。
プーさんの鼻にミツバチが
くっついてるのが可愛かったので購入)
興味がなかった上に、何かのTV番組で
「ぬいぐるみはダニの温床」と聞き
そりゃもう、苦手どころか嫌いな物にすらなった。
昔、UFOキャッチャーが流行ったでしょう。
ヤンキーの車なんかにズラリと並んでたヤツ。
私は1度くらいしかやったコトないんだけども
あれで釣られてくる「ぬいぐるみ」
ホントにちゃちかったですよねぇ~。
ボンドでフェルト貼り合わせた感じの工作みたいなヤツ。
あれ見てると、
内職してるお母さんのカサカサに乾燥した指先なんか
想像しちゃって「可愛い~」どころか、萎え萎えでした。
でも20代後半あたりから
ぬいぐるみを愛おしく感じられるようになりました。
ダサ可愛いぬいぐるみ、最近たくさんありますしね。
テレタビーズなんかも、可愛いしなぁ。
息子用に、とか理由つけて
わざわざ買って来る事も、ままあります。
前回書きましたが(「RELAX OPEN ENJOY」の回)
やっぱ人間が丸くなった…?
私が「ぬいぐるみ嫌い」だったのって
世間の「女の子はぬいぐるみが好き」って決めつけに
反発したかっただけなのかなぁ……とも思う。
好きじゃねえよ、あんなもんダニの塊だよ、と。
可愛くないね、今考えると。
素直に行きましょうよ、ねぇ~。
本名せっかく「直子」なんだし!
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※両親は「素直ないい子で」という願いを込めて付けた。