里帰り帰国中の東京からこんにちは☆

今回の記事は帰国里帰り出産についての記録です。
長いので、興味ある方はお時間のあるときに、
興味ない方はスルーして下さいませm(__)m

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帰国後、日本で初めての健診。
帰国から一週間。

初診予約を電話でして、最短でみてもらえる日に予約をお願いしました。
*初診と言っても里帰りなので、この時点で28Wでした。


当日は初診受付で申請書を記入し、メキシコのクリニックで書いてもらった紹介状(スペイン語)と自分で翻訳したものを渡しましたが何故か翻訳は見ずに返されました。多分英語だと思われたからでしょうが。

少しすると名前を呼ばれ
「これは紹介状(の扱い)にはなりません」
(病院のサイトで見て覚悟してました。外国語は受け付けてないようです)
「特定なんとか料8100円がかかります」
「はい、(それでいいので)お願いします」

それからまた少し待った後、診察券と産婦人科診療の書類をもらい、本命の産婦人科へ。

産婦人科の窓口へ行くと、メキシコから電話したときに対応してくださった方がフランクに「おかえりなさい!(いらっしゃい!だったかも)」と迎えてくれましたニコ大きな病院だけど、産婦人科はアットホーム?

初診受付でもらった書類と診察券、母子手帳、健診チケットを渡し、産婦人科の問診表を記入。
血圧と体重はセルフで測り、血圧計測の紙がでるのでそこに名前と体重を記入、受付へ申告。

受付にはメキシコからの紹介状(健診経過、自己翻訳)、妊婦検診(血液・膣・尿検査)結果、胎児検診結果(自力のあやしい仮翻訳)を提出。コピー取ったそうで渡した分は返してくれました。

それら返してもらったメキシコの健診書類をまとめているとすぐに名前呼ばれて診察室へ。
エコーを一緒に見たくて付き添って来てくれた母は「お母様は待ってて下さいね」と言われ申し訳ないと同時にちょっとほっニコ
夫はいいけど(もう慣れ?メキシコでの。日本ではないだろうな)母の前で内診は抵抗がアセアセ
ごめんねお母さんお願い

助産師さんかと思ったら先生びっくり
小柄な若い?(私より少し上くらい。特に声がかわいい)女医さんでびっくりと同時にどこかほっ。

なんてのも束の間、
しょっぱなの問診はいきなり
自力翻訳のスペイン語書類のダメ出しでしたガーン

まず素人の翻訳は問題外。という感じショボーンここに尽きる。
せめて英語ならば院内の国際医療部というところで翻訳可能だけれど、スペイン語は無理そうと。
(はい、電話で問い合わせて聞いてました。だから仕方ないけど初診料8100払えば良いみたいに聞いたのですが。。。あれ?)

「本来、こちらに来る前にそういうの準備してもらうんですけどね。紹介状(健診経過)は公文書で、医療従事者は医療従事者同士で経緯を確認するんですね。でもこれ(私の翻訳)だと患者さんの自己申告だけになっちゃうんですね。
(はい、でも数字は原文ままですし。。。胎児診断書はともかく、紹介状はなんにも難しいこと書いてなかったんだけどな。翻訳自信あったのにショボーン
こちらとしてはそれを信じる訳にはいかないんです。何かあったときに責任取れなくなってしまうので。
例え英語や日本語であっても医療用語がわかる人でないとその翻訳が正しいかわかりませんしね。」
(ん?てことは結局、医療用語がわかる翻訳者じゃないとダメってことだよね?電話で問い合わせたときそれについても確認したけどそこまではっきり言われなかったし、自分の翻訳でもいいような感じだったし、正式書類頼まないと等の手間を考えたら初診料払った方がいいみたいな感じだったのに。初診料払っても結局経過の正式な翻訳がいるってこと?それなら最初から頼むなりして用意したのにえーん!!
「予定日も本当にこれでいいのかもわかりませんよね。
(え?キョロキョロ最終月経開始日起算でも???予定日確定する妊娠初期の胎児の大きさがわからないから??)
「まぁ、チケットもあるので出来る健診は出来るだけやりましょう」
「はい、お願いしますm(__)m」
ってことになりました。

この時点で私、恥ずかしながら半泣き状態でしたショボーン
初めての日本での健診で緊張していたせいもあったと思います。それに事前に問い合わせていたのに、院内コミュニケーションが良くなかったのかとショックでした。
(そういえば電話受付の女性は助産師さんに確認してます、と言っていたけど、先生に確認すべきだったのでは?キョロキョロこっちは何のために電話したんだか。。。)
東京の真ん中にある大学病院で国際医療部なんてのもあるのに世界で第二とか第三言語と言われるスペイン語の対応がこれ?と期待していた日本の医療現場にショックを受けたのも事実。
なんか意気消沈ショボーン
あとアグアスの地方医院具合にも。
地元の個人クリニックだから英文にすらしてもらえなかったのだと。。。日本も地元のお医者さんや地方だったら同じ?でも医学部出身って普通に英語やるよね?文献だって英語多いだろうし。やはりメキシコのレベルの問題もあり?それとも医者による?(おそらくこれでしょうが)私的には日本もメキシコもどっこいどっこい。

と、健診の続き。
そこからすぐ内診に移り、内診終わって服着るときに置いてあったティッシュでまず半べそ引きずってた鼻をかみましたえーんちーん。

それから少し気を持ち直しました。
助産師さんが腹囲と子宮底長の計測おねがい
これ、メキシコで一度もなかったから嬉しい。

つづいてエコー。
お腹にジェルめっちゃ塗るびっくり後で拭くのが大変だった。
先生より下矢印
見た感じ赤ちゃんは順調。
メキシコでは少し小さめだと言われたこと、最後の健診ではストレスのせいか成長が少し遅いと言われたことを伝えると、
「向こうの平均と日本の平均では違いがあるので、向こうの基準で測ったものと比べて小さいかどうかは一概には言えません。それにハーフになりますよね?だから日本の平均とも言えないんです。でも、日本の平均ではこの大きさ、羊水量は問題ないです。あと、ストレスは胎児の成長自体にはあまり関係ないんですよね。」
なんだかたくさん否定されてしまったような感じでびっくりびっくりでしたが、先生の言葉は至極まともで成る程と思いました。

ただメキシコって南北で人種の混ざり具合も違うし(北は欧米との混血が多く背も高め、白人率高。南の方が元からのメキシコ人という感じ。背も低めで褐色肌多い)めちゃめちゃMIX多いので日本みたいに純血と混血(ハーフ)の違いとかない気がするニコどうなんでしょ?ってかそういやそもそも夫もクウォーターだし。(夫は祖父がイタリア人)
夫の甥っ子たち3人はみんな3000g以下で生まれてるし、義兄嫁と私は同じくらいの身長なので多分諸々の平均もメキシコと日本は大差ないと思うのですが(肥満率除く)それは先生知る由もなし、ですもんね。

あと、妊娠中2回目の血液検査で血糖値が高かったことも伝えましたが、もっと詳しく検査しないとなんともなのでその他の検査もあるし次週診察することに。

やはり日本語の安心感は格別お願い

先生との診察終わり、助産師さんからのお話を待ってると国際医療部の人と思われるOL風の女性が来て、医療翻訳について個人で確認するようお願いされました。この大学病院が頼んでいるところ、スペイン語の紹介状を受付ている都内の病院等幾つか資料を持っていて、「どこでもいいんですけど」とキョロキョロ(どこでもいい??良くないでしょ。私、ちょっとひねくれ気味でした)
この方、私の診察中に先生に「先生、スペイン語でもいいんですか?」(先生)「良くない」「今、話してるから(患者さんと診察中だから)後にして」とやり取りがあり、私に話しかけてきた時も名乗らずで何者??と思ったのですが取り合えず「あーやっぱり翻訳正式に依頼しなきゃなのかぁ。これまた痛い出費だなぁ」と思いながら聞いていました。

実は初診予約すると同時に、ネットで見つけたスペイン語の医療翻訳が出来るというところに翻訳見積りをお願いしていました。
が、書類5枚でなんと45,000円ポーン
(資格持った?翻訳業ってマジいい商売ですね。。。)高いのは覚悟の上でしたが想像を絶しました滝汗
うち2枚は、難しいこと書いていないクリニックからの紹介状(自己翻訳自信あり)
うち3枚は胎児検診だけど、1枚は私の妊娠の基本データ(名前、生年月日、身長、体重、血圧、最終月経)。もう1枚はほぼ数字データのみなので医療関係者なら何の計測値かわかるだろう内容。依頼したいのは文章細々書いてある1枚がメインでした。
だから日本で翻訳依頼する絶望感にうちひしがれてました。
まずメキシコで問い合わせよう。。。きっともう少し安いはず。

さて、病院内の話に戻ります。
その後、母と一緒に助産師さんからのお話を聞きました。
今後のスケジュールや入院についての詳細等々。
書類もたくさんキョロキョロ

産後鬱についてもチェックあり。(まだ産前ですが)エジンバラなんとか。
問診用紙見てどこかで見たなと思ったらドラマのコウノドリ!(すごいね、このドラマ)
質問形式が不思議な感じで最初どうチェックすれば良いのかわからず「???」となりました。「(この質問形式)不思議ですよねー。でも産後に結構わかったりするんですよ」と助産師さん。ふーんニコおもしろいですね。

でもいろんな説明聞いてるときも私の頭の中は翻訳どうしようでいっぱいえーん
ぶっちゃけまた検査するし、ないならないでそれなりになるんだろうけど、あるなら欲しいってのが病院側の立場でもあるだろうし。真面目に訊かれるってことはそれだけ真剣に対応しているってことでもありますよね。
これまでメキシコでは、最後に測った血糖値以外はずっと正常と言われてて全くリスクないと思ってたし、現状みて今までの経過もざっくりわかればいいだろうと楽観的だったので、ここに来て気持ちがどーんと落ちましたえーん

翻訳についてはダメ出しされてしまったけど、先生も女医さんで丁寧な人だったし、助産師さんもかわいい感じの人でほっと出来たし、赤ちゃんも順調そうで良かったのですけどね。

尿検査提出、血液検査を院内の施設で済ませ完了。
さすがに大きな病院だけあって効率的にシステム化されててびっくり。
母が糖尿治療でお世話になってる病院なので、勝手も母がわかり安心でした。


何だかんだで病院を出たのは、14時びっくり
初診受付が10:15~だったので、
結構かかっていたことにびっくり。
ちなみにお会計は、妊婦さんの場合次回払いで良いそう。
妊婦健診チケット1回目と子宮がん検診チケットを利用。差額を次回払うということでこの日は終了。(が、これが意外にも高かったガーンこのときちゃんと確認せず、次週判明)

母とタイ料理ランチして帰宅、その後沈没zzz

この後一週間、翻訳奔走が続きますアセアセ