【読んだ本】本書は行動への呼びかけである | kottsunのLogノート

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明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命
ピーター・F・ドラッカー
 
  神田昌典さんの2022―これから10年、活躍できる人の条件 (PHPビジネス新書) 』という本を読んでみて、中にドラッカーの『ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる 』のことが書かれていました。  2002年発売のこの『ネクスト・ソサエティ』に書かれていることが、まさに今、その通りのことが現実に日本の世の中に起こっていると。
 「本当かよ?」 ということで、さっそく『ネクスト・ソサエティ』を読もうと思ったのですが、自宅にはその本が無い。そこで仕方なしに本棚をあさり読み始めたのがこの『明日を支配するもの』でした。
 
 この本は2年前に購入しており、当時は読んでみても何も引っかからなかったのですが、今回読んでみると非常に面白いと感じることが出来ました。  それはこの本が、「今後世の中がどうなっていくのか?」「それに対して自分たちは何をしなくてはならないのか?」 ということが書かれており、今の自分の悩みに一致したからでしょう。
 
 そして書かれていることも、自己啓発的な部分が多かったことも起因していると思います。特に第6章の「自らをマネジメントする」は必ず読んでおきたい部分だと思います。
 
⑴自分は何か。強みは何か。
⑵自分は所をえているか。
⑶果たすべき貢献は何か。
⑷他との関係において責任は何か。
⑸第二の人生は何か。

 
ドラッカー的働き方としては、常に意識しておきたい部分ですね。
 
 
  余談ですが、ドラッカー本の中でも人気上位に入る『プロフェッショナルの条件』。 この誕生のきっかけがこの『明日を支配するもの』だったそうです。数々のドラッカーの本を訳されてきた上田惇生先生が書かれた『P.F.ドラッカー 完全ブックガイド 』の中にこう書かれています。
 
  1999年、私は2001年4月開学予定の「ものつくり大学」で教鞭をとることが決まっていました。教員予定者60名を集めて行われた顔合わせの会でのこと、立て続けに3人の方から、同じことを聞かれたのです。「『明日を支配するもの』がとても面白かった。次に何を読んだらいいでしょうか」と。
 こうした質問を受けることがよくありましたが、実は、いつも答えに困っていました。
そこで、すぐさまドラッカーと相談して、ドラッカーの世界の地図を作ることにしたのです。これから読もうとしている人、次に何を読むか迷っている人のヒントとなり、かつそれ自体が面白い本をまとめることにしました。

 
 
 『プロフェッショナルの条件』を読み始めて、挫折した方にもオススメの1冊です!!
 
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