【読んだ本】 野村元監督に学ぶ人生観 | kottsunのLogノート

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野村元監督

野村の「人生ノート」 夢をつかむ特別講義 』野村克也・野村克則
 
元野球監督の野村克也さんと、その息子克典さんによる自己啓発本です。
元々は野村克也さんが、選手時代から自分の考えをノートに書いてきており、その膨大なノートは現在、体系立ててまとめ直し、整理されて1つのファイルとなっているそうです。
 そのファイルには野球学はもちろんのこと、「人生観と仕事観」「戦略と戦術」「成功哲学」など、人間学や組織学など様々なことが書かれており、その中から人生論を中心に書かれたのが、この本になります。
 
 書かれていることは、非常に分かりやすく、納得できることが多々あります。その中でも監督が選手に人間観を教えたように、自分も、親として子供に人生観を教えたいと考えたときに、使える言葉をこの本の中から拾ってみました。

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目次
 はじめに 門外不出の「野村ファイル」による特別講義
第1章 野村の「人生ノート」特別講義1~自分を磨く (野村克也)
第2章 マル秘ファイル『ノムラの考え』、その核心を読み解く(野村克則)
第3章 野村の「人生ノート」特別講義2~仕事とは、組織とは(野村克也)
第4章 『ノムラの考え』は人材育成のテキストだ (野村克則)
第5章 野村の「人生ノート」特別講義3~人生とは (野村克也)
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限界にぶつかるとは、言葉を変えれば自分を知ることでもある。本当の自分が見えて来た時、そこに新たな可能性や希望が見えてくるはずだ。
 
人間的に成長なくして技術的進歩なし
 
人間が成長するために必要な3つの教え
①節度をもて
②他人の痛みを知れ
③問題意識をもて
 
平凡なことを繰り返すことが、非凡なる結果を生む
 
「叱る」という事は、何が悪いのか、何が足りないのかを相手にきかせ、それがきっかけとなりその人の成長を促すということが目的である。だから、叱っても相手が成長しないのであれば、そんな叱り方は意味がないということだ。
 
「感じる力」はどこから来るのだろうか。私はそれは、その人間の強い熱意、希望、夢だと思っている。そういう強烈な思いからしか、感じる力は湧いてこないものだ。


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