【読んだ本】 人間、40代が勝負!! | kottsunのLogノート

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40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則 』 大塚寿

 昨年の2月末に発売されその時に読んだきり眠っていた本ですが、とうとう40歳になったこともあり、再度自分の40代がどうでありたいかを認識するために読み直しました。

 この本の中では40代を過ぎた人が、40代を振り返って後悔していることが書かれています。例えば「誰にも負けない強みがつくれなかった」「話し方で損をした」などなど。

 なのでこの本を読んで自分がそのような後悔をしないためにも、今から色々と行なっていく必要があります。中にはすでに今自分が始めていることや、すでに意識していることもありましたが、まだまだ学ぶべきことはたっぷり。人生の先輩から色々学び、それから自分の人生を実りある、幸せなものにしたく思います。


 ちなみにこの本ではなぜ「40代」がターゲットになっているのか?
それは

* 40代は20代、30代の延長ではなく、全くサイクルがことなる年代になる
* 転職などは35歳までという説がありますが、実は人間としては40代が勝負である

ということがあるようです。


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目次

■第1章 この10年で何より大切にしたいこと
(1)「自分にとって大切なこと」を優先できなかった
(2)わかっていても結局「守り」に入ってしまった
(3)「二元論」で考えなければよかった
(4)「仕事」と「家庭」のバランスが取れなかった
(5)未来の成功より「今日一日」を大切にすればよかった
(6)負けない「絶対的な自信」が欲しかった
(7)誰にも負けない「強み」がつくれなかった
(8)「スピード決断」ができなかった

■第2章 プレイングマネジャーとして本当に必要なこと
(9)社内外で「本当に頼りになる人脈」を築いておけばよかった
(10)「自分の特性」をもっと意識しておけばよかった
(11)会社が自分に「何を求めているのか」をもっと意識すればよかった
(12)仕事に追われて「すべきこと」ばかりやっていた
(13)「どこまで目指すか」を考えるべきだった
(14)自分が「何を成し遂げたか」がわからなくなった
(15)「他人を動かすスキル」が身につかなかった
(16)負けない「交渉力」が欲しかった
(17)「伝える力」が足りなかった
(18)「意思決定」が苦手だった
(19)「スピード」をもっと重視するべきだった

■第3章 忙しいだけで終わらないために工夫すること
(22)「週末時間」を有効に使えなかった
(23)もっと「家族との時間」に気を遣えばよかった
(25)「付き合いのいい人」である必要などなかった
(26)「優先順位」を間違ってしまった
(28)「やりたいこと」にチャレンジできなかった

■第4章 人生を左右する「人付き合い」で知っておくべきこと
(29)利害を超えた「人付き合い」を軽視してしまった
(30)頼まれたときに「上司として」応えられなかった
(31)「年下との人間関係」を大切にすべきだった
(32)「コミュニケーション下手」を克服したかった
(35)「会社以外の居場所」を見つけておくべきだった

■第5章 年相応に学ぶべきこと
(36)自分自身を「振り返る時間」を持つべきだった
(39)「読書の効用」をもっと活かせばよかった
(40)「教養」を深めておけばよかった
(41)年相応の「お金の使い方」を考えればよかった
(42)「介護」について準備しておけばよかった
(44)「親業」にもっと積極的に取り組めばよかった

■第6章 会社・社会との向き合い続けるために考えておくこと
(45)「上司の能力」を積算しておくべきだった
(46)「会社の価値観」を見極めるべきだった
(47)やはり「出世」したかった
(48)人事を「感情的に判断」すべきではなかった
(49)サラリー以外の「生活の糧」を持つべきだった
(50)もっと「地域社会」と付き合えばよかった

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◆わかっていても結局「守り」に入ってしまった

 多くの人がわかっていても、結局チャレンジしていないのです。そして、そのことを後悔しているのです。
 (中略)たった20%でもいいのです。80%は守りでいいのですから、ぜひとも20%だけはオフェンスモードで日々を送ってみてください。


◆負けない「交渉力」が欲しかった

 交渉力のなさを後悔しているの人のタイプ
* 大局的に事象が見られない
* 対立を恐れる
* 主張することが苦手
* 責任を回避したい
* そもそも主張すべき自分の考えがない
* 人の気持ちが読めない
* 粘ったり、推進したりしようとする動機がない

 →交渉力を高める必要十分条件は、相手側と自分側の状況をすばやく的確に把握するする力。そして「共感ポイント」「落としどころ」を常に意識する


◆自分が「何を成し遂げたか」がわからなくなった

 40代ともなると、20年前後のキャリアが蓄積されていることから、会社の仕事も小手先でなんとかなることも多くなります。 そのため中だるみを引き起こしやすい時期でもある

 →「四半期ごと」に会社に貢献できたことを書き出す


◆自分自身を「振り返る時間」を持つべきだった

 40代はまわりに振りまわされ、忙しいだけで終わりやすい年回りである

 →自分自身を振り返る時間「自分時間」を持ち、自分自身のフィードバックにあてる。


◆人事を「感情的に判断」すべきではなかった

 →人事異動で納得の行かないことがあった場合は、感情は表に出さず、むしろ事務的にその背景や理由を聞くように努める。  そして「誰もが納得できる人事はない」ことを知る




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