スティーブン・R・コヴィー博士の名著『7つの習慣』をわかりやすく、まんがと図解で解説されたのがこの本。
この別冊宝島の「まんがと図解でわかる」シリーズは、最初ドラッカーで登場したのですが、その後ニーチェと来て、そして今回『7つの習慣』が登場。
前2冊のとの違いは、著者が生きているということ。だから監修はスティーブン・R・コヴィー博士自らが行ってくれており、これさえ読めば『7つの習慣』に挫折した人も、理解できること間違いなし。
例えば、『7つの習慣』のP170ページにある「第2に習慣 目的をもって始める」に以下のような分があります。
「時代を超えた不変的な原則を自分の生活の中心のおくことにより、効果的に人生を営むために正確な基礎的なパラダイム・・・を持つことが出来る」
分かります??
それをこの本では、以下のように解説してくれています。
「中心に置くべきは「原則」だ、とコヴィーはいう。原則とは「公正であること」「誠実であること」「人に貢献すること」など、自分が大切にしたい強い価値観のこと。この価値観を原則とし、それに照らしてさまざまな状況で行動を選択する。そうすることで、すべての行動に芯が通るのだ。」
こういってくれれば、分かりやすいですよね。
この本で『7つの習慣』を理解して、再度『7つの習慣』を読みなおしてみるのもいいかも!!
そうそう、そういえばこの本と同時期に、iPhoneアプリで『挫折した人のための耳で聴く『7つの習慣』』 というのも発売になりました。
こちらも気になります・・・。
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◆それぞれの習慣をものにするには?
第1の習慣:主体性を発揮する
* 自分の弱点を弁護したり、他人のせいにしたりしない
* 大きな問題や失敗に直面した時、「~だからできない」と考えず、どうしたらできるかを考える
* 他人の弱点や欠点を批判しない
* グチを言う集団の中に入らない
* 常に問題解決に貢献しようとする
第2の習慣:目的を持って始める
* 自分の最期に、どんな人だったと思われたいか、そう思われるために何をすべきかを考える
* 自分の生活の中心を、原則に置いてみる
* 身近な問題について、望んでいる結果と必要な行動・手順を書き出してみる
* ミッション・ステートメントを作る
第3の習慣:重要事項を優先する
* 生活の中で、緊急性はないが重要な活動を、より多く実行する
* 役割と目標をはっきりさせたうえで、1週間の計画を立てる
* 人に仕事を任せる方法を考える
第4の習慣:Win-Winを考える
* 信頼関係を築くためにするべき、普段の態度や行いをリストアップする
* Win-Winの関係を作るための障害と、相手の望んでいる結果を明確にする
* 相互利益を求める相手を思い浮かべ、どうしたら相手を観察・学習できるか考えてみる
第5の習慣:理解してから理解される
* 身近な人に、相手の話を真剣に聞く練習をしたいと伝え、1週間後に気づいたことを教えてもらう
* 信頼関係がうまく築けない相手に対し、相手の立場で問題を書き留める。実際に相手の立場を理解しながら聞くよう努め、予測と現実を比較する
* プレゼンテーションをするとき、相手に感情移入した立場から行ってみる
第6の習慣:相乗効果を発揮する
* 現在進行形の問題で、自分の意見に固執していないか、異なる意見に価値を見出し、第3案を打ち出せるか考えてみる
* 気に障る人をリストアップし、相違点をプラスに考え、相乗効果を生み出すためにできる行動を考える
* 高いチームワークと相乗効果がほしい状況を想定し、それを行う条件や自分にできることを書き出す
第7の習慣:刃を研ぐ
* 自分の健康状態を良好に保つために、継続できる活動をリストアップし、計画を立てる
* 精神的・知的な活動、改善したい人間関係をリストアップし、今週の目標に取り入れる
* 毎週、4つの側面それぞれを磨く活動を決意・実行し、実績を評価する
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