『考えがまとまる!三本線ノート実戦活用術
』 橋本和彦
2009年9月に『3本線ノート術
』を読んでからというもの、何も実戦していなかった自分。
たまたま図書館で見つけ、この実践編を読んだのだが、今回はかなり来た!!
自分の中で何かがはじけたようで、読み終わった後すぐにこの本の中でも勧められているB5ノートを購入。
しかも今回はかなり気合を入れて70枚タイプ。もう後は無い!!
では自分がなぜ今回このようにかなりの刺激を受け、行動するようになったのか?
それは以下3点の理由があり、それがこの本に書かれていることと合致、もしくはヒントがこの本の中にあった。
①金田さんの『29歳からの人生戦略ノート
』を読んで、気づきを1行書き、それに対しての考えや問いかけをする。ということに非常に関心を持っている時であり、たまたまこの3本線ノートと合致した。(ちなみに金田さんはバインダー式ノートを勧めているが、メモがわりのノートとしては十分使える)
②たまたま今日、お客様ごとに4月どういった事を行うのか? ということを紙に書いていたのが、以下のような感じであり、3本線ノートで行うことと同じことを行っていた。
例) A社 → ネットワークの拡販 → 特価商材の展開
B社 → ネットワーク → キャンペーン実施
③顧客管理、新規開拓先に関するフォローの記録をG-mailを使って行っていたが、最近会社の命令でSalesforceを使うようになった。ただ今ひとつ使い勝手がよくなく、よい方法を探していた。
とくに今回は、具体例がいくつも挙げられており、それがまた自分のインスピレーションを高めてくれた。
ちょうど4月にもなったことだし、しばらく仕事には3本線ノート術を使って進めていく。
<3本線ノート術に関して>
http://ameblo.jp/kottsun/entry-10350953250.html
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目次
序章 三本線ノートとは 線の魔力」と「3ステップ思考法
第1章 時間管理の効率アップ
01 To Doリスト 仕事の優先順位をどうやってつけるか
02 時間管理 時間の管理とスケジュール管理は違う!
03 1日のスケジュール管理 無駄な時間を見つけ、残業ゼロを目指す
04 仕事のフロー管理 複雑な仕事の流れを把握し、ボトルネックを見つける
05 チームのスケジュール管理 アルバイトやパートを含むスタッフの活動にムダやムラを出さない
06 プロジェクトのスケジュール管理 社内横断的連係が円滑に進むためには何が必要か?
07 ロジスティックス管理 円滑な物流活動を維持するためには
第2章 コミュニケーションの効率アップ
08 人脈整理 上手な名刺の整理で、埋もれたキーマンを見つけ出せ!
09 仕事依頼のメモ 情報の遺漏なく仕事を依頼するためには
10 スタッフ管理 部下のモチベーションを維持する
11 集客活動管理 見込み客を集め、顧客に変える
12 顧客管理 顧客の重要度別、親密度別リスト作り。B to C
13 取引先の管理 重要度と売上で取引先を分類する。B to B
第3章 思考整理の効率アップ
14 事故対策 頭が真っ白になるような状況から抜け出すには
15 クレーム対応 クレームの火を消し、営業活動に生かす
16 セミナーのまとめ セミナーからいかにして必要な情報を吸収するか
17 対面情報収集のメモ 話を聞きながら大切な情報を漏れなくキャッチ
18 読書メモ 一度読んだだけでその本の要約を作る
19 理解形の勉強ノート どうすれば効率的な勉強ができるか
20 暗記形の勉強ノート 記憶のメカニズムを最大限に活性化する
21 議事録 会議に参加しながら効率的に議事録をまとめる
22 一般的なメモ 雑多なメモに「ルール」を導入する
23 新規顧客へのプレゼンテーション 初めての相手に対する売り込みのコツ
24 既存顧客へのプレゼンテーション よく知っている相手をどう喜ばせるか
25 売上管理 経理資料を見なくても大まかな売上がわかる
26 リスク管理 問題が発生する前に弱点を補強
27 資金計画 キャッシュフローの動きはこうやってつかめ!
第4章 発想の効率アップ
28 ネタの仕込み 読書、テレビ、ネットなどからどうやってネタを集めるか
29 企画アイデア 眠っていたアイデアはこうやって引き出す
30 新しいやり方を探す 見方を変えて発想を呼び起こす
31 イベント企画 最小の費用と手間で最大の効率を
32 目標設定 ゴールをデザインする
33 マーケティング戦略 売り込まなくても自然に売れていくビジネスを構築する
終章 人生のスケジュールを管理せよ
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3本線ノートには縦方向に「同質のもの」が並ぶという性質がある。そして横方向には「異質のもの」が線を越えて並びます。つまり「2軸思考」が自然にできるようになる
3本線ノートの基本は「A欄でplan+do」「B欄でcheck」「C欄でact」のように使っていこう
◆「みとめ」の3原則
1. 「見て止める」すなわち受け止めること
2. 行動を認めること
3. 「皆富める」すなわちお互いにハッピーになること
◆スタッフ管理
A欄:部下の行動に関して、客観的な事実だけを並べる(できるだけ細かく)
B欄:A欄の行動に関して、よかったこと悪かったことを書く(評価スペース)
C欄:定期面談などで本人に伝えたいことを書く
◆営業報告
A欄:「どこに行ったか」「誰と会ったか」「どんな話をしたか」
B欄:商談成立の見込み度や、次回の面談ですべきこと
C欄:ビジネス上の結果を書く
→これがフィードバックされ、次回からの行動をカイゼンしてくれる
◆読書メモ
A欄:線を引いた部分の要約
B欄:使えそうなフレーズ
C欄:自分が起こしたいアクション
考えがまとまる!三本線ノート実戦活用術