やったところは『ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知
「5.イノベーションの機会をいかに捉えるか」
イノベーションについて語っているときに印象に残った言葉が
「がんばりどころが見えない」
たしかに今の時代、一般企業に勤めていると、仕事は増え、給料は減りという状況で、
どこでどうがんばれば、良くなるのか?
がんばりどころが見えなくなっている傾向が強い。
ではなぜそんな風になってしまったのか?
参加者の意見は
「世の中が間違った方向に行っているから」
本来組織というものは、人を大事にするものにも関わらず、派遣切りや、リストラなど、簡単に
必要な人という材を切り捨ててしまう。
そこがそもそもの間違いではないか? という話になった。
そして結局結論としては、
だからドラッカーを見直さなくてはならないし、
多くの人にドラッカーの思想を伝えなくてならない。
ということになった。
自分もドラッカーを学ぶに連れて、ずいぶん今の組織がおかしいことがはっきりと分かるようになった。
組織の他の人からすれば、忽那は間違った考え方になっている。と思われているかもしれないが、
そう思う人も、今の組織に属することで満足感を得ていないのであれば、それはやはり組織が間違った方向に
行っているのではないだろうか?
話がそれてしまったが、最後に今回の章で自分が心に残った言葉
イノベーションを行うにあたっては、外に出て、見て、問い、聞かなければならない
イノベーションを行う組織は、昨日を守るために時間と資源を使わない。昨日を捨ててこそ、資源、特に人材という貴重な資源を新しいもののために解放できる。
イノベーションに優れた企業は、人のつくったものは、やがて陳腐化することを知っている。競争相手によって陳腐化させられるのを待たずに、自ら陳腐化し、廃棄することを選ぶ
マネジメントにとって、予期せぬ成功を認めることは容易でない。勇気が要る。加えて、現実を直視する姿勢と、間違っていたと率直に認めるだけの謙虚さがいる。
ドラッカー 時代を超える言葉―洞察力を鍛える160の英知
