ビジョンなくしてグローバルには稼げない | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

なぜ、この国は儲からなくなったのか? 』長野慶太

タイトルよりも、(以前長野さんが書かれた本がとても良かったので)長野さんが書かれた本ということで読む。
以前読んだ 本『プロの残業術。 一流のビジネスマンは、時間外にいったい何をしているのか? 』もこの本も読んでいて「もっと自分を鍛えて、もっともっとやらなくてはならい。」というお思いにさせてくれる(もちろん、思いだけではダメだが)。

 今回は「自分たちの仕事と国富」について書かれており、自分達の仕事を見つめ直すし、国としての富を築いていこうという非常に大きなビジョンの元に書かれている。そのためここに書かれていることをすぐに実践しよう! というようなことではないが、自分達の生活を豊かにするためには、もちろん国が豊かでないと難しいだろうし、そのために個人個人が何をしなくてはいけないのか? という点を考えるのにはよいのではないだろうか。

 自分的には、第1章のタイトル「ビジョンなくしてグローバルには稼げない」
まさにこの1点が一番であろうと思う。

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目次

はじめに―なぜこの国は儲からなくなったのか?

第1章 ビジョンなくしてグローバルには稼げない
マクドナルドとスターバックスの歴史に学べ
データの先にあるもの
グローバル経営の究極の尺度
国に金がなければ、外資を呼べ!

第2章 既存の常識を疑い、国富を守る
グローバルに生き残るためのダメージ・コントロール
アメリカはそこをどうしたのか?
訴訟の戦い方を一から考え直す
PVでリンゴとミカンを比べる
見えざる危機をあなたが見せろ
コーヒーブレイク:地方活性化は消費税で「差をつけろ」

第3章 そんな職場ではグローバル競争を勝ち抜けない
これからの企業は社員の「幸せ係数」に執着せよ
部下の幸せを本当に気にしているか?
日本人は新人教育のメッカになれ
カリスマはグローバル市場では褒め言葉にならない
コーヒーブレイク:国民の不健康が国富を低下させる
根回しの文化を誇れ
解雇権の自由を奪いすぎていないか?

第4章 グローバル市場で戦うチーム・スピリット
タブーなき実質主義で行け
会議に参加しない人間は締め出せ
愚痴や不満はもういい
根性主義はグローバル・ビジネスの邪魔だ
美辞麗句に汚染される戦略
組織のしがらみにはこう対処しろ!
コーヒーブレイク:人事評価は顧客にさせたほうがいいかもしれない
嫉妬こそ最悪のエネルギー

第5章 生き残りたいなら、アジアをまとめているフリを見せよ
日本はアジアのまとまりを後押しせよ
日本の生きる道
日本はバーゲニングパワーをもてばよい
コーヒーブレイク:タバコが舵を切るグローバル経営

おわりに

参考文献
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グローバルな視野を持つ人と、そうでない人とには結果に雲泥の差がつく

アイデアを実現するビジョンがあるかどうかで、巨万の富みを得るか、あるいは他人にみすみす渡してしまうかが決まるのだ

やる気のあるプロは、他の人が休んでいる時間に、もう1件多く顧客のもとを回ったり、自分の仕事を磨き上げるプランを立てたりといったことをしているものだ。

職場のストレスは決して労働時間から来るものではない。ストレスはほとんどの場合、人間関係から来るものだ。

成功する人は他人の幸せを心から喜んであげられる。それが自分とは比べ物にならないくらい大きな成功であろうと、それを自分のことのように喜んであげられることが、成功者の条件なのである。



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