そのためノート術の本というよりは、公認会計士になるための勉強法の要素が強く、ノート術を期待して読むと期待はずれに終わります。
自分はタイトルにもなっている「リングノート」という言葉から、てっきりルーズリーフを使うノート術の本だと思って読んだのですが、この本でいう「リングノート」とはテキストをバラしてリングファイルにファイリングしたものをさしていました。リングファイルにファイルされたテキストを必要な情報をノートのように書き込んでいくので「リングファイル」と呼んでいるそうです。
この発想はなかなかおもしろいですね。テキストをばらして必要なところをだけをファイリングする。そして気になる箇所には、線を引いたり、コメントを付けたりすれば、たしかに立派なノートになりますよね。
テキスト、本、教科書をばらすのは手間がかかるし、穴をあけるのも大変ですが、セミナー・講義でもらう簡単な資料などはこの方法を使えば良いかもしれません。
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目次
第1章「わかること」と「できること」
第2章「勉強」の4ステップ
第3章「やらない」「捨てる」勇気
第 4章全体を「俯瞰」せよ!
第5章なぜリングファイル式なのか
第6章リングノートを用いた実際の学習法(1)
第 7章リングノートを用いた実際の学習法(2)
第8章不安のスパイラルを抜けて勝つ!
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◇リングノートを作成した理由
復讐を気持よく行うため
暗記を確実に行うため
安心感を得るため
◇リングノートの作り方
①本(テキスト)を断裁してファイルする
②色を塗る →本文にある「見出し」などに色を塗る
②はさみ込む・書き込む →こうすることでここを見れば情報はすべて詰まっているといった状況を作り出す
捨てる技術で能率アップ リングノートでムダな勉強をやめなさい 階層構造化で難関試験もらくらく突破!
