ブリタニカで世界No2セールスウーマンだった和田さんの、話し方にかんする本です。
言葉はその使い方、使う人によって相手の勇気や希望を与える光にもなれば、相手を打ちのめす凶器にもなります。どうせ言葉を使うのであれば相手を幸せにするために使いましょう。
というのがこの本を書いた理由とのこと。
なるほど確かにそのとおりですよね。
言葉はちょっとした言い方でも相手のとらえ方が異なる場合があります。文字だけのメールがいい例ですよね。何げなく書いたメールなのに、先方は重く受け止めたり、または腹を立てたりと、こちらの思いががうまく伝わらないケースがありますよね。
言葉を使う理由は
相手を幸せにするため
相手をもっと理解するため
です。
そして「話す」ということは、誰かとの関係を構築するための物なのです。
だから、とても大切な話し方に自分は問題ないか? チェックしてみる上でも読んでみてはいかがでしょうか?
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目次
第1章 話し方を変えて「人生」を動かす
......愛されオーラをつくる一歩は小さな一言
第2章 「人づきあい」のきっかけをつく る
......チャンスの神様の前髪をつかもう
第3章 嫌われている「クセ」に気づく
......話し方で損をしている 人
第4章 もっと「話したくなる人」になる
......人に好かれる聞き上手のルール
第5章 自分の「リズム」を押しつけな い
......しゃべりすぎて失敗しないコツ
第6章 「自信」をもって話してみよう
人の心を動かす声と言葉
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態度から出る空気こそ一番最初の「目に見えない言葉」なのです
話し方とは、言葉だけではなく、その人の態度であったり、「ありがとう」と思う気持ちが重要である。
◇人づきあいのきっかけ
・自分の腹を割る
・相手に興味を持つ
それを①笑顔②目を開く③うなずく④前のめり⑤笑う といった態度で表す
◇良くない癖
・わかったような言い方をする
・早口
・余計な一言を入れる(水をさす)
・評論してしまう
◇人に好かれる聞き上手の5つの表現
①「相手を好きになろうとする」
②「相手の話をまるごと受け入れようとする」
③「プラス反応のうなずきと相づちを打つ」
④「途中で遮らない」
⑤「ほがらかな表現と表情」
好きな人に思いを伝えようとすることが
本当は一番の話し方のトレーニングだと思います。
言葉で人は生きていけます
きっと、あなたの言葉を待っている人がいるはずです。
一言変えるだけで!もっと人に好かれる話し方