目次をみても、
・情報で溜まったクソを排泄せよ!
・まずは本を「手」で消化せよ
・クソ本は青汁だ
・本棚は下着よりもセクシー!?
・官能小説で養う「創造力」
などなど、タイトルだけで小飼さんならではのニオイがぷんぷんします。
そして内容ももちろん、普通の読書本には書かれないようなことが多いです。
この本のはじめに
本を読むことは「~しなければならない」という仕事のような義務でも何でもない。「~できればいい」という類の「遊び」のひとつであり、快楽でもあります
と書かれていますが、まさにこの本は遊ぶための本ですね。私も結構楽しみなが読めました。
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目次
はじめに
1章 本を読め。人生は変わる
人生の8割は遊べ
不況だからこそ本を読め
テレビを見るな!
新聞は紙くず同然
あなたはホントに忙しいのか?
女よりも情報に飢えるべし
情報で溜まったクソを排泄せよ!
本は衰退していない
2章 本を読め。答えは見つかる
ファミコンよりも本は魅力的
本は水である
読書は「天才」への最短コース
空気を読むとバカになる
現代をサバイブする本
「古典」は入りやすいし、おもしろい
人生を変える“難解本”の読み方
読書を血肉化する方法
3章 「手」で読め。そして「脳」で読め
まず本は「手」で消化せよ
ノンフィクションは構造を読め!
ノンフィクションは「早く」読め!
フィクションの読書とは旅である
読んだら「外」に出す
「外」に出すテクニック
本に付箋を貼るな!
人間ならば「脳」で読め
「停止ボタン」を押すな!
1時間で10冊読む超読書法
4章 本を読んだら、「自分」を読め
クソ本を踏むのも一興
ひきこもって本を読め
「読書しりとり」のススメ
6冊読めば、世界がわかる
クソ本は青汁だ
クソ本が売れる理由
右翼のバイブルは『資本論』
ケチをつけながら読め
5章 本は安く買え。そして高く飛べ
安い本で肩ならしをしろ
ハードカバーはいい迷惑だ
本棚は下着よりもセクシー!?
お金よりも本を浪費せよ
大前提! 本は“商品”である
フィクションは文庫がいい
フィクションの「不都合な真実」
フィクションのダイバーシティ
本の表紙は嘘をつく
6章 エロ本も読め。創造力を養え
「全米が抜いた!?」
キャッチコピーはエロ本にまかせろ
エロには「溺死」の危険性が!
官能小説で養う「創造力」
7章 マンガを読めば「世界」がわかる
マンガの2つの「穴」
出版社の手口におちいるな
ひとつの作品に囲い込まれるな
ハマる作品は自分で選べ
「資料価値」を見逃すな!
おわりに
小飼弾が選ぶ最強の100冊+1
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・読書はあなたに「考えること」を教えてくれます。「読む」は「見る」ではありません。「考え」なければ読めません。「読めた」ということは「考えた」ということなのです
・テレビにしろ新聞にしろ「プッシュ型」のメディアの情報、つまり相手が一方的に押しつけてくる情報はすべて捨ててしまいましょう。自分から必要な情報を取りに行くのが大事なのです。自分から行動を起こさなければ、何事も血肉化することはないのですから。
・古典はそのテキストだけを読んでも意味が無く、どんなときに誰に向かって書かれたのか、そのコンテキスト(=背景や文脈)を理解してはじめて読む込めるものなのです。
・ノンフィクションに限れば、内容が目次を裏切っているような本はクズ本です。それはつまり、論点を整理しきれていないということですから
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