001 『社長の手帳 2冊目 -キーワードは3-』 佐藤満 | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

2010年初めの1冊がこれ。
前作同様、気になる言葉や考え方、法則が左側に大きく書かれており、右側にその説明が記載。2ページで完結しているので、隙間時間に読むのにぴったりの本。

ただ前作と違うのは、
・「3」をキーワードにした言葉や、考え方、法則を紹介。
・経営者・社長・リーダー向けの要素が強い
ということ。

そのため私の場合どうしても今勤めている会社、経営者と比較してしまい、今の会社の「ひどさ」がかなり見えてしまい、正月から転職が考えてしまうことに・・・。

では転職したからと言って、良い会社に出会えるか?

それは判りません。

だったら一番良い方法は、自分でここに書かれているような会社を作ること。もしくは今の会社を変えてやろうと思って常にここに書かれていることを頭に刻み実行すること。

「今の会社は最悪だ。」と思ってウジウジしてしまうより、その方がよっぽど前向きだし、前向きに考えていれば、きっといいことがあるでしょう。

そう思って今年1年を過ごしていきます!!

少し話がそれましたが、この本で気になった部分をピックアップしました

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目次

ステップ1 時代の変化に左右されない根幹をとらえるために

ステップ2 周囲との関係を良好に保つために

ステップ3 成功と幸せを獲得する環境を整えるために
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◇1歩先を行きたい人へのアドバイス1
「すぐやる
必ずやる
できるまでやる」


◇判断力に必要な3条件
1.過去並びに現在における事実関係の確認
2.未来に対する洞察力、予見力、先見性
3.現在と未来の間に横たわるギャップをどのように埋めるかという論理を構築する力


◇メンバー一人一人のよさを全部出す。本田宗一郎氏は「人間には差はないんだ。人間にあるのは違いなんだ」と言っておられます。この「差」というのは縦の関係です。できる人が上、できない人が下です。それに対して「違い」というのは、横の関係です。ですから、リーダーがチームワークを強化しようと思ったら、メンバーの出来不出来という上下の見方はやめて、一人一人のよさをできるだけ発揮させるように横の関係で見ることが、非常に大切なのです。


◇伸びている会社に共通する特徴
①行動の重視
②顧客に密着する
③自主性と企業家精神の重視
④人を通じての生産性の向上
⑤価値観に基づく実践
⑥基準事業から離れない
⑦単純な組織・小さな本社
⑧厳しさと緩やかさの両面を同時に持つ


◇理想の製造メーカー
・生産能力を販売力が上回り
・サービス力が販売力を上回り
・商品開発力がすべてを上回る


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