そのLDSPサイクルとは
L:learn(学習)
D:do(行動)
S:study(評価)
P:plan(計画)
という4つのステップで、スパイラルアップして行こうというもの。
例えば先日紹介した『週末起業サバイバル』 の週末起業をするまでの流れを、LDSPサイクルに当てはめると、
学習 →本を読んだり、セミナーに参加したりして勉強
行動 →学んだことをアウトプットしてみる。試してやってみる
評価 →うまくいったり、いかなかったりする過程で、やることを固めていく
計画 →自分のやりたい分野が絞られたら、それに対してどうしていくか戦略を練る
と流れに、うまくあてはまります。
よく「PDCAサイクルをまわせ」と言いますが、なかなかその「P」が思うようにいかない場合もあります。これはPDCAサイクルがそもそも「こうしなさい」という目標をが決められている時に有効な方法であって、何か起業しようとか、新たに何かをしていこう。という場合はこの「LDSPサイクル」を使ってみると、おもしろいかもしれません。
なお本書では
学習 →読書マップ・メモマップ
行動 →Todayマップ・Weeklyマップ
評価 →コンテンツマップ
計画 →四半期マップ・目標設定マップ
の活用を勧められています。
このマップに関しては、前著『シンプル・マッピング 最強ノート術』に詳しく書かれています。
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目次
はじめに
序章 なぜ、あなたは「計画」できないのか?
第1章 人も仕事も成長できる「学習」に始まる「シンプルマッピング・サイクル」
第2章 アウトプットを前提としてインプットせよ!
第3章 小さなテストを繰り返せ!
第4章 すべてのものは二度学ぶ
第5章 サイクルを回してスパイラルアップ
第6章 さらにマップを使う
おわりに
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新しい仕組みを作る思考は、学習なしには動き出しません
何を「学習」したいのか、というあなたの興味・関心や、急に降って来た仕事など、短期・中期・長期と様々な時間の幅のなかでフォーカスしているものがあるはずです。このあなたのアンテナが志向する対象を「学習」することが、シンプルマッピング・サイクルのLearn「学習」です。
流れ
ステップ1「学習」
=あなた自身の「興味・関心」や達成実現したい「テーマ」、与えられた「仕事の課題・テーマ」を明確にし、それを実行・実現するための方法、ノウハウなどを「知る」。
ステップ2「行動」
=「学習」で得たものを実際に試してみること(=テスト)をとおして、「学習」で得た知識(方法、ノウハウなど)の効果と限界が「分かる」。
ステップ3「評価」
=「行動」で積み重ねた小さなテストの結果を見直すことで、使える知識と、使えない知識の判断が行われ、使える知識が「身に付く」。「知る」「分かる」の流れで言えば、「腑に落ちる」。
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