『頂きはどこにある?』 スペンサー・ジョンソン | kottsunのLogノート

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順境と逆境に対する
山と谷の対処法

ベストセラーになった『チーズはどこへ消えた?』の作者による本。そのためか表紙も『チーズはどこへ消えた?』に似たような絵になっているし、本文のストーリー展開も似たような感じである。(ページ数も・・・)

「人生は山あり谷あり」というが、だれもが谷にはできるだけ居たくないし、山にずっといたいと思うはず。そのためにはどうすればよいのか? がこの本の主旨になっている。

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・谷を少なくしたいなら、比べたりしてはいけない。その時点で幸せなことを楽しめが、もっともっと山にいる気持ちになれる → 心の中の山と谷は考え方と行動しだいで思い通りになる

・山からすぐに落ちてしまう一番の理由は傲慢である。それは見せかけの自信にすぎない。
谷からなかなか出られない一番の理由は恐怖心である。安楽そうに見せかけてはいても。

次の山に到達するには自分の具体的なビジョンにしたがうことだ。
きわめて具体的で、綿密で喜んで実現する努力ができるようなよりよい未来を満喫している自分を思い描こう。

・谷から早く抜け出すには、逆境にひそむ利点を見つけ、活用しよう
谷は果てしなく続くわけではないのだから、気持ちを楽に持とう。谷に陥った原因となった行為と反対のことをしよう。エゴを捨てよう-仕事ではより有用に、私生活ではより愛情深くなろう。他人と比べない。

・山に長くとどまるには、順境に感謝し、賢く対処しよう
謙虚になり、感謝を忘れない。そおに到達した原因となる行為をもっと行おう。状況をさらに改善しつづけよう。よりいっそう他人の役に立とう。来るべき谷に備えて力を蓄えておこう。

頂きはどこにある?/スペンサー・ジョンソン
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■最後に、自分はどう変わるのか?
三年ごとに来ている仕事の谷を、谷にならないように、自分の仕事に対するビジョンを作っておく