パソコン用DRAMメモリの価格が高騰しています。
特にDDR2という、今の廉価版パソコンや、ここ2,3年に
発売されたパソコンに使われているDRAMメモリです。
理由は単純にパソコンが売れているから。
日本にいるとまだまだ不景気から抜け出せず、厳しい日々
が続いている感じですが、世界は違う。
中国も不景気から脱出し、また成長しだしています。
またWindows7も発売になったので、そろそろパソコンを
買い換える。という需要も出てきています。
そうそう、あとは依然よく売れているネットブックの存在ですね。
だんだんスペックも高くなってきて、十分使えそうですよね。
それに対してメモリの供給はというと、
①ここ2~3年、DRAM価格は下がる一方で、作っても
儲からなかったため、生産を控えていた。
②夏場にDDR3メモリ(簡単に言うと今の上位モデルの
パソコンに採用されているメモリ)の需要は増え、数が
足りなくなった。そのため生産ラインをDDR2からDDR3に
変えてしまった。
ということで、メモリの数が足りていない状況です。
となると、メモリの価格は必然と上がる。ということになります。
これがいつまで続くのか?
たぶん12月までかなぁ~。と読んでいるのですが、
ここしばらくはお客様に対して値上げ交渉をしなくてはならず、
しばらくは忙しくなります。