顧客との打ち合わせにおいて、たいてい皆さんメモは取ると思います。
ただそのときのメモの取り方は大丈夫でしょうか?
テーブルを囲んで顧客と対面しながらメモを取る場合、膝の上に用紙を置くか、それか少し立てながらメモを取る。つまりお客様からは書いている内容が見えないようにしながら書いていれば、特に問題はないのですが、テーブルの上に用紙を広げて書くケースもあると思います。
その時、ノートであれば必ず左ページから書くこと。
たまに右ページから書き、しかも左ページにはその前に訪問したと思われる顧客とのメモ書きが残っていたりするケースがたまにあります。意外と人って見ているものなので、これでは情報漏洩にもつながりかねません。
またその今打ち合わせしている顧客に対しても、「この人に話をすると他に漏れるかも・・・」と不信感を抱かれません。
では右ページが空いていた場合、どうするのか?
そのときは1ページめくって必ず左ページから使いましょう。
ノートは安いものです。1ページくらい空いていたからと気にする必要は全くないと思います。それでも気になるというのであれば、空いた右ページには、顧客との打ち合わせのあと事務所に帰ってから、打ち合わせの後の感想や反省点、To Doなどを書けば良いのです。
もし顧客との打ち合わせが手帳(例えば、左ページがスケジュールで、右側がノートページである場合)の場合は、どうするのか?
その場合は、他に資料があるのなら、その資料左ページを隠す。もしくはハンカチをさりげなく左ページに置いておくのも一つかもしれません。
でもそのときは、膝の上で書くか、少し立てて顧客に対して見えないようにすることでしょう。
そんなことを考えていくと、顧客との商談・打ち合わせはノートが楽で一番使いやすいのかもしれません。
もしノートでは恥ずかしいと思うのであれば、ノートカバーを掛けるとか、値段のはるモレスキンを使う。という手もあります。
最近は手帳術よりノート術にシフトしているような気がしますが、こういった使いやすさが、ノート術を広めている一つなのかもしれませんね。