『仕事が10倍速くなる! スピード手帳術』 松本幸夫 | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

 手帳術の本としては、とてもシンプルでうまくまとまっている内容の本です。
ただそれだけに、いろいろな手帳術の本を読んでいる人には少々物足りなく
感じます。

 この本では手帳術として以下の3つを中心に説明
 ・スケジュール
 ・ToDoリスト
 ・メモ
手帳にはなくなてはならない機能ですが、それをうまく使いこなせているでしょうか?
もう一度自分のやり方を振り返ってみて、うまく回っていないと感じる部分があれば
新しいやり方を試してみるのいいのではないでしょうか?



 手帳術の究極は手帳にとらわれないこと
「ねばならない」という考え方からは、自由になってください
手帳というのは、充実した人生をすごすために、
普段の仕事をスピードアップし、自分のために使える
時間を確保する"ツール"なのです。


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目次

はじめに   「手帳を使いこなせば誰でも仕事が10倍速くなる!」

第1章    仕事効率を劇的に高める「スピード手帳術」の基本

第2章    やりたい仕事に集中できる「スケジューリング」の極意

第3章    大量の仕事も確実にさばく「ToDoリスト」の使い方

第4章    短時間にアイデアを量産できる「メモ」のとり方

第5章    手帳の力を10倍アップする「ツール」集
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◆プライムタイム
 ・自分の能力の発揮度合いが高い時間帯をプライムタイムと呼ぶ。
  このプライムタイムに「重要な仕事」「やるべき仕事」を集中してこなすと、
  結果として仕事の大幅なスピードアップが図れる。

 ・プライムタイムを活用するには
  第1ステップ:自分のプライムタイムがいつなのかをよく知っておく
  第2ステップ:プライムタイムにいい仕事がdけいるようにスケジュールを立てる
  第3ステップ:いつでもプライムタイムになるように集中力をつける


◆スケジューリング
 ・どんな小さな仕事であっても、マイ締め切りを作って必ず手帳に書く。
  このルールを守れる人が、スピード仕事を実現できる
   →「いつかやろう」という先延ばしを防ぐ!!

 ・重要な仕事は細切れ時間を使うのではなく、集中して仕事のできる時間を
  確保しておき、一気にやる

 ・スケジュールを決めるときには

  ①ブランクの時間
    ・緊急時に、この時間を使って調整する
    ・あえて「空き」をもうけることで、心にゆとりができる
  ②考える時間
    ・普段なかなかとれない時間だからこそ、予定化する
    ・考える内容は仕事でも他のことでもかまわない
  ③スケジュール作成の時間
    ・この時間をケチるとかえって忙しくなる
    ・「前日」や「前の週」に翌日・翌週以降のスケジュールを立てる

  を作るようにする。
   →一見必要ないように思える時間をスケジュール化することで、
    使える時間はもっと増える


◆ToDoリスト
 ・ToDoリストは「1日完結」、達成したタスクは「見える化」する

 ・タスクを確実に行動レベルに落とし込むためには
   ①数字を入れること
   ②動詞を入れること
  例)単に「企画書」ではなく、「2項目出す」「タイトルを3つ考える」などにする


◆メモ
 ・メモは書いただけでなく、「見直す」ことに意味がある。
  メモを書いた後の直後の見直しだけでなく、再度見直すことも必要。

 ・メモで発想力を鍛えるポイントは
   ①すぐに捨てない
      ある程度寝かし、他のメモと組み合わせてこそ、真価を発揮する
   ②他のメモと組み合わせる
   ③毎日チェックする

  →多様なメモにできるだけ多く触れることで、「発想スイッチ」が入る

 ・他の紙にしたメモは必ず手帳に転記する

 ・絶対に他の人がまねできないこと、それは、あなた自身の体験。
  ネタ長の中でも一番力を入れたいのは「あなた自身の体験」であり、そこから
  「あなただけの気づき」が生まれる

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