「魚の骨」に似ていることからそのように呼ばれている。
考え出したのは東京大学名誉教授の故・石川馨先生で、QC(Quality Control)のサークル活動の
生みの親と呼ばれている。
この本ではこのフィッシュボーンの書き方から、勉強法&読書法、そして時間管理術や、発想法、
など幅広く紹介されている。
ノート術と言えばマインドマップが広がっているが、マインドマップとの違いを以下のように述べている。
『マインドマップでは視覚化しやすいけど、構造がつかみにく。「フィッシュボーン」であれば情報を、「わかり
やすく構造化」し、かつ「見やすく視覚化」することができる。
全体像が一瞬で見え(一覧でき)」、その「詳細も一覧」でき、わかりやすさは群を抜いたノート術です』
自分の中ですでに結論が見えており、それに対してどのような行動を行って行くのか? それに対する
問題要因、対策方法を考える時。例えば試験勉強や、問題解決には、使えるノート術だと思うが、
スケジュール管理や情報管理までこれで行う必要はないと思う。
とにかくいろいろなノート術を学び、その時その時の自分の状況に応じて、ベストなノート術を行えれば、
それで良い。
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目次
まえがき
プロローグ 「フィッシュボーン」ノート術とは?
~フィッシュボーンを使うことで得られるメリット~
第1章 「フィッシュボーン」ノートの書き方
~誰でも簡単に!今スグ書ける!シンプルな方法~
第2章 フィッシュボーン勉強法&読書術
~「資格試験」「語学学習」「記憶」「速読」「セミナー」で効果を発揮する方法~
第3章 フィッシュボーン仕事術
~「問題解決」「コミニュケーション」「時間管理」「プレゼン」「交渉」「アイデア」に使う方法~
第4章 フィッシュボーン「パソコン」術
~ITとノートを連動させる方法~
第5章 夢をかなえる!フィッシュボーン
~目標達成・自己実現するための方法~
あとがき
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◆フィッシュボーンのメリット
・情報の「全体像」と全体を形作っている「各部分の関係」が見える化できる
・情報のつながりはマインドマップのように放射線状ではなく、項目別の「かたまり」として表現
されるので、一瞬で「理解」「記憶」が進む
◆フィッシュボーンの書き方
・魚の頭を書いて、背骨を書いて、太い骨を書いて、細い骨を書くだけ
・テーマを魚の頭に書き、それに対する結論(わかったこと、いいたいこと)を背骨を太くしてそこに
記載する。そうすることで、テーマと結論が魚の骨と背骨を見れば一発で把握できる
・背骨からでる大きな骨を書く時には、フレームワークの視点に合わせて書いていけば、うまく
まとまりやすい
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