正直、特に目新しく感じることが少なかったのが少々残念です。
この本で注目する点は「読書ノートを作る」ということ。
まずは読書ノートを作り、それをベースにしてブログにアウトプットしたりすることを薦めています。
自分は本を読み終えてから、いきなりブログを書く作業に入っていますので、一度読書ノートを作って、
整理してからブログに書くというのは参考になりました。
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目次
「読みっぱなし」はよんでないのと一緒
必要なのは「取り入れる」技術
ノートで読書情報を「財産化」する
第1章 「ノート」で読書をマネジメント
第2章 「探書リスト」で主体的・効率的に本を買う
第3章 「読書ノート」で本と対話する
第4章 ノートを活用して「アウトプット」
第5章 生活を変化させる「応用読書」
第6章 インストール「グッズ」
あとがき
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◆インストール・フロー
「読みっぱなし」を解消して、読んだ内容を確実に自分のものにする方法
1.探書リスト作成
↓
2.指名買い
↓
3.マーキング
↓
4.読書ノート作成
↓
5.検索テキスト作成
◆探書リストはなぜ必要か?
なぜロクに読まないような本を買ってしまうのか?
→「これは役に立ちそうだ」「これは知っておかないと」と思って、衝動買いをするから。
書店で見ると、どんな本でも、不思議と読まなければならないような気がしてくる。
↓
それを防ぐには、事前の計画が必要。
そういった意味で「探書リスト」は欲しい本のタイトルをわすれてもいいようにリストアップする
「買い物メモ」とは異なり、主体的に本を選ぶための矯正装置と言える。
また、次第に自分の本当の読書にニーズがわかるようになるというメリットもある。
◆読書ノートで読み方が変わる
・目的を「読了する」から「読書ノートを作る」に変えることで、自然と読書のアプローチが
変化してくる。「読んだから読書ノートを作る」のではなく、「読書ノートを作るから読む」。
・ねぎま式読書ノート
読書ノートには、「書いた日付」「本のタイトル」「著者名」以外に、
①自分にとって重要な内容(引用)
②その本で発生した自分の考え(感想)
を交互に書いていくことで、記憶への定着をはかることができる
・抜き書きするのは「なるほど」でなく「言われてみればそうだ」という箇所を選ぶ。
その方が新しい知見になる。
<まとめ>
最初に記載したように、前作『情報は1冊のノートにまとめなさい』の内容を読書バージョンに
したような感じであったため、学ぶべき点は上記くらいになる。
簡単に復習しておくと、
まずはノートを用意して、そこにとにかく1ページ目から順に読書ノート(ねぎま式読書ノート)
を書いていく。探書リストについては、ノートが終わっても使えるように、ノートには書かず、
A4用紙に書いてノートにはさんでおくなどしておいた方が、あとあと便利である。ただし、
探書リストに入るネタ元となった雑誌の切り抜きや、ブログのコピーなどは読書ノートに張って
おく。
そして読書ノートを書いたら、必要な部分はパソコンに打ち込んで、簡単に検索できるような
システムを構築しておく。単純にエクセルに
【ノート番号】【日付】【タイトル】【著者】【出版社】に入力しておくだけでも十分。
以上。
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