最近とても感じるのが
①職場でのメールでのやりとりが非常に増えた。
②新しいお客様を見つけるのにも、飛び込みやTELよりも、お問い合わせ窓口を利用してメールで連絡を取る方が効率が良い。
③既存のお客様に対しても、以前は訪問して顔を合わせて注文をもらったりしていたが、今はセキュリティの問題から職場に入れない企業も増えてきており、気軽に顔を合わす。ということが困難になってきた。そのため他社もメールで、特価商材や、新製品の案内を行っているが、それに対して自分はどうやって他社と差別化出来るメールを送れるか??
ということ。
そんな思いがあったこともあり、買ってみました。
残念ながら本の中の大半は、すでに知っている、または実践済みだったので、私にとっては得る部分が少なかったのですが、そんな中でも気になった部分をチェックしていきます。
------------------------------------------------------------------------
はじめに
序章 メールの基本を押さえて「仕組み」をつくる
1章 知的生産を実現する仕事の仕組み
2章 GoogleをビジネスパートナーにするGmail活用術
3章 その他大勢から抜きん出るコミュニケーションの仕組み
4章 ひと手間かけた好感度アップの仕組み
5章 売上と人脈をつれてくる営業の仕組み
6章 ひと味違うメールが書ける「文例・フレーズ集」
7章 誰にも聞けないメールマナーQ&A
おわりに
------------------------------------------------------------------------
●メールの基本
・宛名を書くときは、名前をフルネームにすると、より丁寧な印象を受ける
→目上の方へメールを行う的には、フルネームの方が良い!!
・件名は日時や案件名などの具体的なキーワードに加え、「~のお願い」「~のご連絡」「~のご提案」「~のご報告」のように、メールの主旨を記すと、より「伝わる」件名になる
→「本日はありがとうございました」だけだと、良くない
・ビジネスメール8つの法則
①テキスト形式にする
②機種依存文字を使わない
③空白の行をつくる →3~5行書いたら1行空白の行をつくる
④適当な文字数で折り返す →20~25文字が目安
⑤読点を多めに
⑥漢字の連続は避ける
⑦専門用語は避ける
⑧記号や罫線を使う
●その他大勢から抜きん出るコミュニケーションの仕組み
・メールの返事は24時間以内に何らかのレスポンスを返す
すぐには回答しにくい場合でも
①受領の連絡
②答えられる限りのYES/NO
③答えられない部分に関して、いつ頃返事が出来るのか(期間の設定)
を行う。
・特定の誰かにアプローチしたい、と思ったら、まずその人について知ることです。そして、表に出ている情報の中から、自分と相手との共通点を見つけ出し、自分が相手とどのように関わることが出来るのか、具体的にイメージする。
●好感度アップの仕組み
・メールするタイミング
◇営業から帰ったらすぐにメールを送る
「今日はありがとうございました」というメールとともに、面談の議事録を送る
◇案件の詳細な進捗報告をメールで入れる
◇新聞やニュースサイトでお客様が興味を持ってくれそうな話題を見つけたら「○○さんにいち早くおしらせしました」と転送する。
・フランクな話し言葉でメールを書くのも良いが、宛名と最初の挨拶、結びの挨拶だけはしっかりと書く。
崩した表現をするときも、書き出しと締めくくりは礼儀正しく。
- コストゼロで人脈と売上を増やす仕事の仕組みー相手の本音を引き出すビジネスメール力ー/平野友朗
- ¥1,470
- Amazon.co.jp