小宮さんのビジネスマン養成講座の「発見力」編です。
セブンイレブンのロゴマーク「7-ELEVEn」の最後の「n」が小文字だと言うことに、どれだけの人が気がついているか? こういったちょっとした気づきは、それに関心を持ったからであり、関心を持てば、全体像なり、何かが見えてくるようになる。もしくは少なくとも見ようとする。
次に重要なのは、「何を見るか」がわかっていると言うこと。そのためには「判断基準」、言い換えれば、こうではないかという「仮説」を立てるということが必要である。
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目次
はじめに 発見力=物が見える力
第1章 見えているようで、何も見えていない
第2章 関心と仮説で物が見える
第3章 たとえば、こんなふうに見えてくる
第4章 見える力を養う方法
1.ほかの人より少しよけいに勉強する
2.新聞を読む
3.ふつうのものをたくさん見る
4.問題解決を極める
5.関心の幅を広げる・奥行きを深める
6.思想を持つ
第5章 ものが見える10の小さなヒント
1.先に要点を知る
2.ヒントを先に得る
3.分解する
4.情報を減らす
5.気づいたことをすぐメモする
6.比較する
7.一部を取り替える
8.視点を変える
9.複数で話す
10.素直になる
おまけ.物が見える人はしあわせになれる
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●見える力の大原則
1.気にしていると、ものは見える
2.思い込みがあると、ものは見えない
3.人は、自分に必要なことだけを選んで見ている
4.人は、本当に必要なことを見ていないことも多い
●見える力
1.関心を持つ
↓
2.関心を持った現象と他の事柄を関連づける
↓
3.疑問を持つ
↓
4.論理的に答えを導く
or
4.疑問の答えとなる仮説を立てる
↓
5.仮説の検証
を繰り返す!!
●こうすればものが見えてくる
1.分解してポイントを絞ってみる
2.消えていったものにも注目する
3.疑問・不思議に思ったことの理由を考える
4.全体を推測しうる1点を見つける
5.先入観を疑う
●見えるというのは気づくということにつながっていて、見えると幸せになれる
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