「仕事ができる人の段取りの技術」 西野浩輝 | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

7年ほど前に上司から「お前は段取りが悪い」ということを言われたことがあった。

そのときはよくわからず、そのままにしていた記憶があるが、ちなみにその当時は

「段取り」に関する本って少なかったような気がする。

今では「段取り」に関する本は多くあり、いくつか読んだが中でこの本が一番わかり

やすく非常に参考になった。

今回久しぶりに自分の仕事内容を見直す意味も込めて読み直した。

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目次


第1章:段取りは重要だ!

第2章:天と地ほどの差が出るタスク・マネジメント

第3章:タイム・マネジメント
     時間管理における段取り

第4章:インフォメーション・マネジメント
     情報管理における段取り

第5章:コミュニケーション・マネジメント
     人間関係における段取り

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・「段取り」とは、時間あたりの成果を最大化し、目標を最短ルートで達成するための
すべての行動と計画

・チャンク・ダウン法とは、「大きな仕事も小さな単位に分けて、1つひとつを確実に潰して
いく」やり方。

・資料作成においては、まずは「鳥の目」を持って、キーワード出しや全体像のラフ・スケッ
チを紙に書き出すこと。そして、その上で、「蟻の目」に視点を変えて、最終的な細部のつ
くり込みをパソコンで行う。

・1日のはじめに仕事の計画を緻密に立て、十分なイメージングを行うことで、その日の
1分1秒を効率的に使おうという意識が生まれた。また、1日の終わりに振り返りを行うこ
とで、自分の傾向が明らかになった。
要は、自分の「強み」「弱み」や行動における「無駄」がはっきりした。それをもとに、日々
の行動改善に取り組むことで、仕事の効果・効率が大きく向上した。

・日常のなかでハッと気がついたときに、手帳やノートを開いて、「振り返る」習慣を身に
つけることが重要

・具体的なノートのとり方
①たくさん書く
②早く書く
③速記
④相づちをしながら書く
そしてノートを取った後は、できるだけすぐに時間を作って、ノートの不明瞭な記入部分の
修正を行ったり、重要部分については補則をしたりする。


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