「ハンバーガーの教訓」 原田泳幸 | kottsunのLogノート

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主に、読んだビジネス書のこと、iPhone関連、パソコン関連のことなどを書いています。

「アップルコンピュータ(マック)からマクドナルド(マック)」へ転身した原田さんの本。

2年半前に出した「とことんやれば、必ずできる 」(かんき出版)がおもしろく感銘を

受けた部分もあったので、店頭で見つける即購入した。

原田さんがマックに転身してから、今のマックは好調な成績を出しているが、それは

原田さんが変わったことをしたからではなく、すでに昔からかったマックのQSC

(品質・接客・清潔)を徹底した結果だとということを前半部分では記載。後半は

ビジネスマンとしてどうあるべきか。ということが記載されている。


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目次

第1章:「現場」にしかないビジネスの実像

第2章:赤字脱却は原点の見直しから

第3章:顧客の一歩先を行く戦略とは

第4章:「個のビジネスマン」としての生き方

第5章:「個の力」と「組織力」

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・社員に対しては報酬を一律にして公平を謳う企業もあるかもしれない。しかし、「公平」と
「公正」が意味するところは違うし、ビジネスにおいては公平よりも公正な評価が求められる
のは当然である。

・変化というものは周りに合わせてしていくのではなく、自分から仕掛けていかなければ
ならないものである。

・実行しながら、修正するべきところはそのつど修正していき、ベストの方法でベストの結果を
出していく。

・ひとつのものを見ているときにも、目の前の事実だけを認識しようとするのではなく、そこから
さらに深いところまでを見ようとしなければならない。

・仕事にしても、出世をしてより多くのお金を得ることを目的とするものではない。よりやりがい
のある仕事をして、自分を成長させていくことに喜びが見出せるものなのだから、勉強や出生も
それを助ける手段に過ぎないのである。そしてまた、出世やそこでの得られるお金にしてもやはり、
目的ではなく結果のひとつに過ぎないのである。


ハンバーガーの教訓―消費者の欲求を考える意味 (角川oneテーマ21 C 142)/原田 泳幸
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