読みやすいということ、そして日々働くことに疲れている人にとっては
感銘を受ける1冊であり、売れているのも納得できる。
自分的には、存在は知っているものの今ひとつよくわからない人でも
あった北尾さんの素性を知ることが出来たことが良かった。
<5つの人生観>
①天の存在
人が見ていなくても、天は見ているのだから、常に自分を律するという意識を
持たなくてはいけない。
②任天・任運
自分に起きたことは一切合財、天命だと思えば失敗したとしてもすぐに頭を
切り替えて、くよくよ悩んだりしない。
③自得
人を知る者は知者に過ぎない、自分を知ることが最上の明なのだ
④天命を悟る
仕事は自分自身の金儲けのためや自分の生活の糧を得るためのものだと
考えるのではなく、世のため人のためにすることと考える。
⑤倫理的価値観
自らの価値判断の基準として「信・義・仁」という3つの言葉を置く・
「信」 約束を破らないこと
「義」 正しいことを行うこと
「仁」思いやりの精神
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