『友だち地獄-「空気を読む」世代のサバイバル』
著者:土井隆義



人間関係が伴う生きづらさ

優しい関係は自分の身近にいる他人の言動に対して常に敏感でなければならない。


優しい関係そのものが、空気の流れを決定する

圧倒的な力を持っている


そのため親密な人間関係が成立する範囲を狭め、

他の人間関係への乗り換えを困難にさせる。


常に神経を張りつめて緊張に満ちた関係の下で

対人エネルギーのほとんどを身近な関係だけで

使い果たしてしまう。

外部の関係に気を回す余裕がない。





優しい関係と聞くと
いい関係なのかと思ったが、
実際は今ある人間関係を
必死に維持するだけの関係不安

そんなのしんどすぎる

そんな関係ならいらないと大人は言えるかもしれないけど、
子供が所属するのは学校や保育園、幼稚園
逃げ場がない

他に所属できる場を探すにも、
すでに学校で対人エネルギーを
使い果たしている

こんなに神経質な世の中になっているのか?
生きにくさを
子供たちも感じているのかな?

もっと子供にしっかり向き合って
話を聞こう飛び出すハート

学校で気の合う友達に出会えることは奇跡昇天
当たり前じゃない!

みんなと仲良くなんて無理だから、
少しでも気の合う子がいればいいよね