博士の愛した数式
著者:小川洋子
博士の記憶は80分しかもたない
事故の後遺症で、事故前の記憶はあるが、
事故後の記憶は長く続かない。
一人暮らしの博士のところに
家政婦が行くが
皆、長く続かずに辞めてしまう。
新しく家政婦として通い始める主人公
数字、数式を得意とする博士と
数字を介して会話をし
家政婦以上の関係
家族のようになっていく
博士は家政婦に子供がいると知ると
子供も一緒に連れてくるべきだと伝え
3人での時間が過ぎていく
記憶は保たれてなくても
暖かい時間が流れる
素敵なストーリー
数字や数式が苦手な人でも
読みやすい。
全部理解しようとしなくとも
博士は何を大切に思い、
数字を愛してるのが伝わる
素数とか知ってます?
久しぶりに聞いて
なんだかワクワクしてしまった
博士とのストーリーも面白いけど、
数式、数についての語りも面白い
数字が好きでも
そうでなくても読んでみて