2夜連続で『渡る世間は鬼ばかり』やってました
。なんせ私、中学生の時から見てますから
。久々の渡鬼、堪能させていただきました

。中学生の頃は、渡鬼で描かれる嫁姑問題を興味津々で見てました
。次から次へとトラブルに見舞われる人々を「バカだな〜〜〜」と思ってました。
「私だったら絶対、お姑さんともっとうまくやってみせる
」と、思ったのが、私の結婚願望の始まりかもしれません(笑)。
実際、そんなにうまく出来てないんだけどね。
あんなに渡鬼で勉強したのになぁ(T▽T;)
。いやぁ。
渡鬼の何が凄いかって、セリフの膨大さ。
そして、その9割が説明文。
例えば驚いた時、普通はびっくりした表情で「え
」と言えば済むところなのに、渡鬼では「私はもともと、こうこうこういう生い立ちで、こうこうこういう考え方をしてて、でもこうこうこういう経験をしたことで考え方も変わって、今ではすっかりこうこうこういう人間になったから、あなたのこうこうこういう発言を受けて、今とても驚いている自分がいます」と延々と語るんです。(´д`lll) 。
脚本の良し悪しを『どれだけ無駄を削ぎ落とせるか』という点に絞ったならば、完全な駄作です(笑)。
ずーーーーっとこのスタイルを変えないんですよね、橋田先生。
一時期は本当に鬱陶しくて、見なくなったりもしました
。橋田先生の考える若者像と、現実がズレすぎてて、見てるだけで腹が立ったりもしました
。でも、私も大人になり、ついに40歳目線で見れるようになったのです

。相変わらず腹立つんだけど(笑)。
でもそれをギャグとして見れるようになりました。
ここから先は見た人しか分からないと思うけど…。
やっぱり今回一番注目したのは、えなりかずき一家ですね。
何歳役を演じてるのか知らないけど七三分けっていうのに、もうヤられましたwww。
長男なのに家業を継がなかったえなりは
「だから、俺は親の面倒を見るつもりはない。見てもらうつもりもない」の一点張り。
ラーメン屋継がなかったからって、そんなに一切の関係を絶たなくてもいいだろうに…。
妻が妊娠したことも親に告げないってどういうことでしょ(°д°;)
。またそれを、えなりの会社の人がうっかり泉ピン子に喋っちゃうんだ。
どんだけ口軽いんだよ。
つわりで寝込んでる妻のところに、アポなしで乗り込んでいく姑・ピン子ちゃん。
散らかりまくった部屋を見て、一気に掃除を始めるさまはホラーでしたね(TωT)

。この恐怖は、中学の私では分からなかっただろうな〜。
結局、えなりから「もう来ないでくれ」と告げられて、ピン子ちゃんはふてくされて来なくなるんですが。
ここで嫁が、えなりに対してまさかの土下座Σ(・ω・ノ)ノ


お義母さんにあんなに良くして頂いたのに、もう来ないでくれだなんて、そんな失礼なこと言ってはいけない。思ってもいけない。なのに夫であるあなたにそんなことを言わせてしまった私は、なんて至らない嫁でしょう。本当に申し訳ありませんっっっ。
・・・だとさ。
こういう荒唐無稽な嫁の描き方が、橋田作品の真骨頂なんですよねぇ┐( ̄ヘ ̄)┌。
いや、でもね。
もっと注目すべきは、えなりの「もう来ないでくれ」の伝え方。
母親に直接言えないえなりは、まず父親(角野卓造)に言うんですよ。
「父さんからうまいこと伝えてくれ」って。
で、角野卓造がピン子ちゃんに言うんです。
「お前、もう行くな。嫁さんが嫌がってるんだってさ。お前嫌われてるんだよ」って。
これ最悪orz

。『渡る世間は鬼ばかり2016』。
私が一番気になったシーンは、えなりかずきと角野卓造のダメダメ父子ぶりでした。
こんな父子が、嫁姑関係をこじらせてるのよね〜((o(-゛-;)
。登場人物の性格は極端だし、こんな奴いないよって思う人物ばっかりなんだけど、荒唐無稽な中にある妙なリアル感…。
渡鬼、相変わらずゾクゾクきます
。