「なぁ、自分ノート持っとる?持っとったら貸して欲しいねんけど」
大学5回生の前期テストを直前に控えた頃のお話。
全く知らない奴、しかもこの態度。正直「はぁ?」と言いそうになった。
だが、これが走り屋S、そしてその先輩のスロプロMさんとの出会い。
とはいえ、第一印象は最悪。
まぁイキナリこんな声の掛けられ方をされたのだから無理もない。
基本的に初対面は丁寧な(?)こっちぃ君も、この時はちょっぴり輩モード。
俺「持っとるけど、代わりに何か貸してくれんのか?」
S「おぉ、言うたら何でも集めるで」
俺「マジで?つーかさぁ、その前にお前何回なん?ホンマに集めてくれんのか?」
S「あん?俺は留年やけど」
俺「一緒やんけ!」
赤の他人が仲良くなるには、充分な理由である(笑)
その次の日、話の流れからパチスロで稼いでいる話題になり、Sから
会わせたい人が居るから、と紹介されたのがM先輩(7年生!)だった。
この人も第一印象は最悪。インテリヤクザという表現がピッタリな人だった。
ただ、当時俺がメインにしていたのが「フルーツトリオ」(高砂)「イプシロンR」(山佐)という、
ある意味王道から外れたラインナップで、それがその人にとても気に入られたのを覚えている。
「これで自分がタコとかクランコ言いよったら、ホンマエセプロゆうとるとこやで~」
とてもじゃないが、初対面で、しかも笑顔で話すようなセリフじゃない。
かなり危険な香りがする人だったけど、仲良くなるまでに時間は掛からなかった。