思い出のピンク色のワンピース ( No. 2,227 ) | 未来の私へ残すブログ

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気になった事や気になった物… 自分の言葉で思ったままに 書いています

私が住んでる地域では


昨日ほどではないけれど


朝から気温が上がってきている


花粉が飛散するようで


洗濯物には要注意だな………



🧥👗👚👕🧥👗👚


今朝


なぜだかわからないけれど


こんな事を思い出し考えた……⤵️



幼い頃


私は いわゆる“可愛い服”を


買ってもらった記憶がない


母親はいつでも 


きちんとした服ばかり………


色もとかとかとか


地味な色ばかりを買ってくる


たまに明るい色と思ったら


暗いだったり…………


いつも


白い丸衿のブラウスと紺のジャンバースカート


どこぞの学校の制服のような……


だから 中学校へ進んでも


変わらず“制服”の生活のままみたいで


母親の決めた服を着るのは


どんより気分だった………



もちろん 時々


うわぁ これ可愛い〜


というような服も着る機会があった


それはいつでも 従姉が買ってくれて


彼女は 可愛いカッコをした私を


連れ歩くのが殊の外お気に入りで


周りからあら 可愛いわね〜


言われる事が大好きだったようだ


それは 幼い女の子なら


必ず1度は憧れるフリルリボンのついた


女の子女の子した服だった




それでも 1度だけ


とんな経緯かは思い出せないけれど


父親が 私に“洋服”を買ってくれると


言い出して 出かけた事があった


店の中にピンク色のワンピースを見つけ


“買って”と言っても

きっと買ってくれないだろう


と 他の物を見ていたけど


目はどうしてもピンクのワンピに行って


気もそぞろだった事を覚えてる


( 写真はnetより拝借しました🙇)



そうしたら………


父親が ふいに


“それ”が欲しいんだろ?


そのピンクのワンピを買ってくれたんだ


すごく不思議な気分だったけれど


やたらに嬉しかった記憶が


今でもあるくらいだ



結局 そのピンクのワンピは


何度も着られなかったんだけど


私はいつもそばに置いていたっけ



母親は 事あるごとに


まったく こんな服買って

お父さんも甘いわね〜


と………


その服を目にするたびに


すぐサイズが合わなくなったじゃないの


と………


それでも


私の幼い頃の記憶で


唯一 色つきの思い出だ



あの時


父親はなぜ


あのピンクワンピ


買ってくれたんだろうな………



今の私は


ピンクのワンピなんてもちろん着ないが


似たようなピンクに出会うと


ちょっとドキッとしてしまうのだ……