朝ドラを見ていて思い出した事( No. 2,060 ) | 未来の私へ残すブログ

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私の住んでる地域では


朝から小雨がパラついて肌寒い


このところ暖かい朝が続いたせいか


やけに寒さを感じてしまう


だけど桜の咲いてる期間が


長くなりそうで 少し嬉しいかも……


晴れてる空の桜もきれいだけど


小雨降る中の桜も美しいな……



鶯サンも朝から鳴いているけれど


雨のせいか 鳴いてる場所が違うのか


少し遠くでくぐもったような響き


鶯サンも雨宿りしてるのだろうか……



🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸


昨日


洗濯物を干しながら


テレビの朝ドラを見ていた……


今月から始まった


伊藤沙莉嬢虎に翼である

( “鬼に金棒”と同じような意味をもつらしい )


物語の内容は 主人公が


日本人女性初の弁護士になり🧑‍🎓


そして裁判官になるというお話だが


序盤は 主人公が


女性は無能だと位置づけられてる


当時の世の中に憤ってるところから


始まっていく



私がふと心を動かされたのは


主人公の母親が


女は結婚して子供を成すことが

当たり前である


と……


そして それを信じて疑わず


それを主人公に強いているという事だ




私も 幼い頃から母親に


同じように刷り込まれた記憶がある


まだ全然そんな年齢でもない頃から


結婚したら……

子供ができたら……


って“例え話”を聞かされていた



結婚は早いうちにした方がいい

子供も早く作った方がいい

それが“女の幸せ”よ



親戚の誰かが結婚すれば


その席に毎回のように連れていかれ


お嫁さんキレイね〜

早くアンタもお嫁さんになってね〜


と 結婚の良さ(?)をアピールされ


近所の誰かが結婚すると聞けば


どこそこの誰それがどんな人と


何歳で結婚したとか


赤ちゃんができたと聞けば


大騒ぎで私に


●●サン いいわね〜


と嫌味タップリに言われたものだ




私も このドラマのように


母親の希望からはかけ離れた選択をし


母親が望んだ


良妻賢母にはならなかった



あの時


母親の言う事に従わなかった事を


何の後悔もなければ


今でも良かったとさえ思っている



主人公も母親から


“法律の学校へ進学したいというのは


お見合から逃げたいからだろう”と


言われ


即座に “そうだよ”と答えている


主人公の兄の結婚式に出ても


綺麗だなぁとは思っても


自分も結婚したいとは思えないし


その席で 女がお酌をしたり


気を使わなければならないのか


それが腹立たしくて仕方ない


それから


行きたいと思っている大学の教授は


主人公の話を決して遮らなかった


それどころか


さらに話を続けるように促された


そんなふうに主人公に接してくれた


大人は初めてだった……という


それだけ


“女”は口答えをしてはいけない


“女”は意見など言ってはいけない


そんな時代だったんだろう




本当によくわかる……


私も何度も母親に“どうしてよ”と


思う事をさせられたし


アンタは私の言う通りに

していれば間違いないんだから


と………


そして


私の反抗する気持ちを


口に出せなくするセリフが


アンタのためなんだからね………



まぁ 私は


ある時から諦めたんだけどね


そして


母親の思う通りにはなれないって


そして


“アンタのため”にしてくれたはずの事が


“ため”になった事など


ほぼほぼないに等しいんだけどね