私の住んでる地域では
朝方は雨が降っていたけれど
お昼近くになって晴れ間も見える
同じ地域にある会社の入社式らしく
リクルートスーツの面々が緊張した面持ちで
どこかへ移動して行くのが見える
昨日ほど暑くもないし
天気と陽気に恵まれて良かったね
先日
また電子書籍を見ていたら
“林檎と蜂蜜 walk”という作品の
最終回に出会った
主人公は
NYに住んで かなりハードな仕事を
している仲良し夫婦と
個性的な男女の双子の子供たち
その子供たちがハイスクールを卒業し
自分の道を歩み始める話だった
男の子は堅実で幼い頃から
獣医師になると決めていたが
女の子はあれやこれや手を出し
たくさんの資格をとったりして
それなりに成し遂げるものの
自分では納得がいかず悶々としてる
そんな時
いつもは決して弱音を吐かないのに
女の子が言う
自分には
みんなの役にたつような仕事が
できるのかな……?
と………
彼女はNYで生れ育った事もあり
日本語の他 英語はもちろん
通ってた学校にいろんな国からの
子供たちがいた事で
たくさんの言葉がそこそこ話せる
( どうやら5ヶ国語話せるらしい )
しかし それすらも
そんなの
私がいた“環境”のおかげじゃん
私の能力じゃない!
そんな言葉を聞いて父親は言う
賞賛を受けなくても
喝采を浴びなくても
どの仕事でも
必ず 誰かの役にたってる
必ず
目立たないところでなら
なおさら………
結局 彼女は
その後もいろんな経験を積んで
将来は同時通訳者として
世界を舞台に働く事になる
……という結末だ
私も今
な〜んにもしていない
本当にな〜んにも………
時々
こんなんでいいのか〜?
と思うけれど
なんだかんだでそんな事忘れて
また“グータラ”したまま暮らしてる
何かやらなきゃ……と思っても
身体にガタがきていて
仕事をしていた頃と違って
頭にも動きにもキレがない自分に
やれる事はあるのだろうか……?と
考えるだけで凹んでしまう
この家族の言葉のように
必ず誰かの役にたってると
信じて動き出せたら
嬉しく思うだろうな……
奇しくも
今日は4月1日
物事が新しく始まるとされる日
そんな時に この作品に出会えたのは
何かの“知らせ”なのかも……と
思えたりしてる
結局
何もできなかったとしても
今 ここで
それに気づいた自分に
今日は少しだけ高価なスイーツでも
買ってあげようか……なんて
思ってみたりする🧁