花見の思い出( No. 2,056 ) | 未来の私へ残すブログ

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気になった事や気になった物… 自分の言葉で思ったままに 書いています


( 写真はnetより拝借しました🙇

今日


やっと東京にも開花宣言が出た



今年は


早くから開花予想が出ていたのに


寒い日が続いたせいで


去年よりもけっこう遅れたようだ


だけど


これからの温度上昇によって


開花は遅かったが散るのは早いと


気象予報士が話していた


本当に


花の命は短くて………だなぁ………









考えてみたら


私は今まで


いわゆる花見をしたことがない


桜🌸の下で


何か食べたりお酒を飲んだりして


“お祭り騒ぎ”をした覚えもない




学生時代に“花見に行こう”


いう話になった事も記憶にないし


社会に出て 新入社員になっても


私が勤めてた会社では


“花見をする”という習慣がなかった




私の周りの知り合いの人達には


世間一般の花見をしようと思う人が


少なかったのかもしれない



だから


友人と車で桜並木を走ったり


大きな桜の木が見える店で


食事をしたり


通勤電車の中から桜を眺めたり


いつもの景色がピンク色に染まり


それを遠くから眺めてるだけで


充分楽しかったし


真下に座り込んで……というのは


経験したことがない





今でも印象強く覚えているのは


学生時代に後輩が


オーストラリアに3年間留学するというので


仲間が集まって壮行会をした



件の後輩はすでに車の免許があり


学校やゼミの荷物などを持ち帰るため


車を親に借りてそこに来ていて


帰り道に私の家の近くを通ると


いうことで


一緒に乗せてくれる事になった




その時


先輩 ちょっと“寄り道”しませんか?


と言われて


当分の間

日本の桜は見られないから……


桜並木の道へドライブ🚘


夕方の淡い桜の色がとても綺麗で


初めての場所でもあったせいか


すごく印象強かった


車の中で2人で何も語らず


桜並木の中を走り抜けた時


なぜか2人で同時に笑った


そして自然に握手して


他愛もない話をして


別れ際に元気でね


これまたお互い同時に……




あれは


今考えても 桜のマジックだったと思えて


ならない


この時期になると


あの 幻想的な景色を必ず思い出す




後輩とは それきり……


今 どこでどうしてるのかわからない


けれど


きっと 元気で笑顔でいてくれると


信じている




私が住んでるマンションの近くにも


何本か桜があるけれど


まだ蕾は硬そうだ…………