しんだ時を見据えての話です。
無理な方は遠慮なく回れ右してください。
決して暗い話ではないんですけどね! しんみりはするかも!
会話なし!
ことりは中学の頃合唱部でした。
中学校は田舎だったため、合唱部の先輩は1人でした。
その先輩が本っ当に素敵な人で、この先輩がいるからことりは合唱部に入部したようなものです。
人としても歌い方にしても「この人のようになりたい」と強く思わせられる人でした。
その先輩は、ことりが高1のときに他界されました。
そのときのことはここでは言いません。今回の重点はそこじゃない。
人が故人を想うとき、最初に忘れるのは故人の「声」だということ。
先輩が亡くなって早数年。ことりは未だに先輩の声を覚えています。
それは、先輩が話している声ももちろんそうなのですが、直接聞こえるくらいはっきり思い出せるのは先輩の「歌声」。
同じパートで、いつもいつも右から聞いていた先輩の歌声は、今でもはっきり再生できます。先輩と歌った歌なら何でも。
コンクールとかに出ようとすると、同じ曲を3、4ヶ月ずっと練習するのが合唱なので、そりゃあ耳に、頭に残るわとも思うのですがw
でもそれって、嬉しくない?
まだことりは、先輩の声を覚えている。「最初に忘れる」と言われている、「声」を覚えている。
そう思うと、まだまだ先輩のことはことりの中に色濃く残っているんだ、と安心にも似た気持ちが湧いてきます。
とまあ、ここまではいつも思っていたことなのですが、最近気づいたんですよね。
これってMたちにも流用できるんじゃね? と。
普通の会話の声だと、同じ言葉でも時によってアクセントや調子が変わったりして忘れやすい。(「ありがとう」だけでも色んな言い方ができますよね)
けど、決まった音程・リズムの「歌」ならあまり言い方が変わることはなく、何百回何千回と言って(歌って)もほぼ同じなのでは? と思いました。
アーティストは別かもしれませんが、合唱は個性を消して楽譜通り歌うものなのでねw
だからことりも先輩の歌声を覚えてるわけで。
だからことりも色んな歌を何回も何回も歌ってMたち……いや、Mに聞かせてみればいいんじゃないかと思いました。
歌「声」をいつでも思い出せる、まだ最初に忘れるものを忘れていない。
まあ声が最初なんて俗説的なものでしょうが、それでも、自分は大丈夫だと思える、安心の材料になるように。
その歌をどこかで聞いたとき、すぐにことりを思い出すように。
ただねー、問題がねー、Mが「歌が嫌い」ということなんですよねー。
「ことりの歌は別」とは言ってますが、ことりがいなくなったとき、自分からあいつが歌を聞いたり思い出したりするか……? しないんじゃ……?
てかそもそも「ことりを思い出すから」とますます歌が嫌いになるんじゃ……? いやこれは……いや分からないな……。
そうなったら嫌だなーと、未だ聞かせたい歌のリストを作るだけに留まっています。
辛いならことりのことは忘れればいいと思いますが、きっとMは忘れたくないと言ってくれるだろうなと思うんです。
きっと1つでも多く、ことりのことを覚えていたいと思うんです。えへ。
だから声を覚えられるようにと思いついたことなんですけどね〜〜〜!
どうしようね〜〜〜!
一緒に歌う? あいつ歌うの嫌いなのに?
ことりが一方的にずっと歌ってる? ちゃんと聞くかなあいつ。
と、毎っ回詰めが甘いことりの独り言でした!w
締めも上手くいかなかった!w
おわり!