この辺から脳みそ溶けていってるので注意です。








 にしてもTかっこいいなー今日は指輪なんかも付けちゃって。やっぱTはシルバーアクセが似合


「あああああ忘れてた!!!」


「ん? どうしたの?」


「ことりも今日指輪付けてこようと思ってたんよ……でもドタバタで家出たから時間なくて、でもTに会う前にやればいいやって思ってて……あ、リップも……あああやらかしたあああ」


「うん? じゃあ持ってきてはいるんだ?」


「うん、一応他にも色々と」


「じゃあ今リング付けなよ。……あ、折角だから俺と同じ位置に付けて〜」


「ほいほい、じゃあ一旦手ぇ離すね」


「え〜」


「じゃあどうやって付けるんよ」


 普通にほどいてくれました。


 えーっと左手中指っと。……あと1本ずれてたらTの頼みでも断らなきゃいけなかったな……と思っていたら。


「あーその手もあったな〜」


……今から変えるのは無しだぞー」

(もはや勝手に考えを読まれることに抵抗がなくなってる、と書きながら気づいた)






 また手を繋いでとことこ。


「あ、イヤリングは?」


「あ、してない。それもしようと思ってたんだけd


「じゃあ俺も付けないでいいや〜」


(は? 好き)






 橋を渡っていました。

 ことりは川を見ると溺れたときを想像してしまい勝手に怖くなります(別に溺れたことはない)

 ここの川は流れが少し急で、溺れたらあっという間に遠くに流されてしまいそうです。苦しいのは嫌だな。


 ことりは右手をTと繋いでいて、川はT越しに見ていたのですが、突然Tは手を離して橋の欄干に背を預けました。川に飛び込むのかとビビった。


「w びっくりした?」


「び、びっくりしたどころじゃないわ! 焦ったわ!」


「www ごめんごめん、行こ?」


 また手を繋いで歩き出します。


「……俺は絶対溺れないよ」


……w でしょうね」


「もしことりが溺れてもすぐ助ける。みんなだってすぐ駆けつけてくれる。ことりに苦しい思いは絶対させない。……だから大丈夫、怖がる必要はないよ」


……へへ、ありがと」


 ……想われてるなあ幸せだなあ、Tのことやっぱ大好きだなあ〜〜〜!!! と思いました。

 考え出したらもうそれしか考えられなくなるのがことりです。

 頭の中が「T好き!!!」で埋まりました。


「やばい勝手に口角上がりまくるw マスクしててよかった」


「えー残念〜。歩いてる人たちにことりの顔見せてあげたかった〜」


「公開処刑の間違いじゃ……?」






「お」


「ん? 何?」


「あっち」


「? ……わあ、満開になってる!」


 土手沿いの桜が満開でした。


「ねえ、橋渡ったら(土手に)降りよー?」


「えー(めんどくさい)


「俺、桜見たーい」


……じゃあ降りよう!」






 土手にて。


「Wow,cherry blossom!」


「そだねーチェリーブロッサムだね〜」


「Japanese culture! お花見とかもやってみたーい!」


「やりたいね〜……去年はそんな反応じゃなかったじゃんw


「ふふ、ねー、なんで当時の俺はこれを見なかったんだろ。楽しい〜」


「綺麗とかじゃなくて?」


「綺麗もあるけど楽しいの方が大きいかな〜」


……まあ楽しいよね〜。桜見てる人見るだけで幸せになってくるもん」


「うん、俺も幸せ」


 目の前を歩いてる老夫婦を見て、なんかいいな、と思いました。






「よし、そろそろ行こ〜」


「えーまだいいじゃーん」


……目的地は決まってるけどな、そこに着くまでにことりがどれくらい迷うかは未知数なんだよ。1日はあっという間だぞ?」


「……行くかあ」






 目的地その1、ショッピングモールに到着しました。

 ここはただ単にことりが買わなきゃいけないものがあったから来ただけです。


「ごめんな、すぐ終わらせるから」


「えーいいよーゆっくりで。見たい商品とかもあるでしょ? 時間かけて見てきな〜」


(キュン)じゃあお言葉に甘えて……」


「はーいどうぞーごゆっくり〜」






 レジに並んでいるときに「今何時ぃー?」と聞かれ時計を見たら、店に入ってから1時間半が経っていました。


「!? マジかTほんとごめん!」


「だからいいって〜。彼女の買い物が終わるのを待ってる彼氏っぽいしー。買い物してるときのことりの顔、見るの楽しいしー」


「目かっぴらいてすごい形相で商品漁ってると思うんですが」


「えー? かわいいよー?」


「これがブスな寝顔を『かわいい』と言う人の心理か」


「www 一生懸命なのがいいんだよね〜ずっと見てられる。寝顔はあれだね、完全に気が抜けてる感がたまらん、的な?」


「はあ」






 目的地その2は時間の都合上諦めて、その近くの神社(ちょうどその1Kと行きたいと言っていたところ)へ行くことにしました。


 そこへの道中。


「ごめんんんんんほんとは水族館デートのはずだったのにいいいいい」


「いいって言ってるじゃーん。……正直ことりといるだけで楽しくって、場所はおまけみたいなものだからさー」


「優しいねえイケメンだねえ」


「まーた茶化して」


「めんごめんごー……悪いとは思ってるよ、けどなー性格だからなー。直るまでもうちょい待っててくれ〜」


「ふふ、分かってる。それも焦らずにゆっくりでいいんだからね〜。俺はずっと待ってるから」


……うん」


 Tは色々カンストしてるなと思いました。


 つづく