神社に着きました。
隣接してる公園をゆっくり周ろうと思っていましたが、その前にここの神様に挨拶しないと、と境内へ。
「あ、そういえばTは大丈夫なん?」
「ん?」
「こういう……神聖な?ところ」
「あはは、大丈夫だよ〜。ただ、参拝はしないよ?」
「おけー」
調べたらここの神様は家内安全などを司っていることが分かりました。
「家」と聞いて最初に思い浮かんだのはMLK、そしてT。
その後に肉親たち。
みんなの存在がことりの中でどんどん大きくなっていってるなと思いました。
家族10人の安全を願ってからいざ公園へ。(自分を2回数えていることに後日気づく)
ここも桜が満開でとても綺麗でした。
しかしことりは桜を見つつ帰りの電車の時間やここから駅への行き方などを調べていたので、
「ねースマホ見てないで俺と桜を見てよ〜」
とTに言われてしまいました。
「……方向音痴でグ○グルマップもろくに使えないことりにとって、これは命綱同然なんだけど……」
「そんなんあとで調べればいいじゃーん。ほら、一瞬たりとも同じ景色はないんよ? この瞬間を逃したらもうそれは見ることはできないんよ? ことりもよく言ってるじゃーん」
「……そうねえ」
「俺だってそうだよ? 同じ顔なんてないよ? いいの? 見逃しても」
「……これで道迷ったらTのせいだからね」(スマホ仕舞う)
「あははっ、いいじゃーん、2人の時間が延びるんだから」
「夕飯までには帰れるといいな……」
神社だからか松の木も結構ありました。
「なんか松と桜の組み合わせいいな〜」
「常葉樹と落葉樹ってこと?」
「いや、なんかさ……桜って春は花が咲いて、夏は緑の葉っぱが出て、秋は紅葉して、冬は葉が落ちて、って慌ただしく変化するのに対して、松はずっと変わらない感じ……もちろん松ぼっくりとかはできるけど……そういう対極的?なものが同じ場所にあるのがいいなあって。うん、Tが言ったことと同じだわこれw」
「www なるほどねー」
「『松』と『待つ』が掛けられてるのもなんか納得だな〜」
「ふーん……え、そんなのあるんだ」
「あるよー」
「へーいいねぇ〜。日本語遊びって感じする〜」
「にほんご○あそぼ……w」
「なんか記念に買う?」
「うん、そのつもりでいたー」
「じゃあ紫のにして〜」
「え? 赤……とかじゃなくて?」
(Tのイメカラは赤)
「それだと俺だけじゃん。……2人の、だからさ」
「(なんとなく分かったような分からないような)……分かったー」
「あーそうかもねえ〜。……今の言い方Tっぽくなかった?w」
「え、そお?」
「まあだんだん似てくるものだよねw」
「ふふ、そうね……ことりが俺に似てってるのか、俺がことりに似てってるのか……ことりはどう思う?」
「えぇ〜……。……お互いに影響は受けてるんじゃない? どっちかがどっちかに、だけじゃなくて。全然違う2つの色が混ざり合ってまた別の色になるみたいに、最後にはどっちにも似てるけど全然違う、2人独自の雰囲気、色に……あ、だから『紫』?」
「ふふ、そーゆーことっ」
近くのスリ○コインズで記念品?を買うことに(周りに雑貨が売ってるところがマジでなかったんです)。
「せっかくだしアクセサリーにしよっかなー」
「おけ〜……あ、これどお〜?」
「えー似合わねえよー」
「えー分かんないよー? じゃあこれはー?」
「ネックレスー? 俺首太いし〜…… Mのと被る……」(Mとお揃いのネックレスがある)
「あーそれはやだな……じゃあねー、」
ことりが文句を付けすぎてしまいましたが「イヤリングいいじゃん」と「紫」を参考に、なんとか1つ買いました。
帰りの電車ではことりがほぼ寝てしまい、あまりTと話せませんでした。記憶もあやふやです。
ちょっと覚えていることを箇条書きで書いておきます。
・ことりの隣に人が座ったからことりの目の前に立ったTがなんか良かった
・隣の人が寝始めて、それを見つめるTの顔が慈母だった(好き)
・隣の人が降りてTがそこに座ったときやばかった(Q.何が A.全てが存在が)
・(多分)ことりが冗談で言ったつもりだったのにTがアウターをことりの肩に掛けて「どう? 温度感じれないだろうけどw」「w でもあったかい……気がするよ!」とか言った
Tのアウター、触り心地よかった
・途中からMが来た
・またTがマウント取ってMをイラッとさせてた
・それBGMにまた寝た
つづく