梨状筋症候群 | 【コツコツ日記】ヘルニア・腰痛なら春日井市にあるコツコツ接骨院

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腰痛、ヘルニアなど、どこへ行っても改善しない方をお医者さんからも認められている骨盤整体で根本的に解消します。

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椎間板ヘルニアや坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)の症状と

よく似ているので誤診しやすいです。

 

梨状筋症候群は

 

・臀部(おしり)に鈍痛、放散痛がある

・スムーズな歩行ができない

・足先が外側を向いている、

・腰部はあまり痛くない

・臀部(でんぶ)の筋肉が緊張して凹みがみられる

・腹臥位(うつぶせ)で膝関節を90度屈曲し、そこから

外側へ両下腿部(膝から下の足の部分)を開くと

梨状筋(おしりの奥の筋肉)が緊張している側は開かない

(股関節内旋制限)

 

などから判断しています。

 

特に6:1の割合で女性におおい疾患なのですが

たぶん女性ホルモンの変化によって仙腸関節(骨盤の関節)を

固定している靭帯(じんたい)がゆるみ骨盤のインナーマッスルで

ある利状筋(りじょうきん)が過剰に働き、坐骨神経を圧迫する

ものだとおもわれます。

 

親指くらいの大きさの梨状筋は上後腸骨棘

(こつばんの後ろの骨が出っぱった部分)と仙骨(おしりの骨)の中点から

大転子(股関節)に向かっ殿筋(おしりの筋肉)の深部を走行していて

坐骨神経は80%以上、梨状筋の下を通過しています。

 

じゃあ、残りの20%は、これが人間の不思議で坐骨神経が梨状筋の

筋腹(きんまく)を貫通したり、枝分かれし部が梨状筋を貫通したり、

梨状筋の下をくぐったりしています。

 

特に梨状筋の筋腹を貫通している“スプリット”は15%だそうです。

もちろん梨状症候群になりやすいことは言うまでもありませんが・・・

 

梨状筋の上下にあるお尻の骨には2つの孔がありここを通る神経や

動脈を圧迫することもあり、臀部(おしり)に痛みが走ります。

 

梨状筋上孔(じょうこう):上殿(じょうでん)神経、上殿部(じょうでんぶ)動脈

梨状筋下孔(かこう):下殿(かでん)神経、下殿(かでん)動脈、坐骨神経、

陰部(いんぶ)神経

 

また、足が外側を向くので足を真っ直ぐにしようとすると膝が内側に入り、

鷲足炎(がそくえん)も起きることもあります。

 

以前、自転車通勤だった私は、時々おしりが痛くなることがあり

たぶん、梨状筋症候群だったと思います。

 

自転車によく乗られるかたや、平泳ぎをするかたによく見られる

疾患だそうです。

 

リハビリは梨状筋のストレッチ。

簡単な方法はあおむきになってお尻が痛い側の膝を両手で抱え込み

痛くない側の肩に向かってななめに引き込みます。

 

伸びているところで30秒間キープ、これを3セットおこないます。

 

お風呂上りにおこなうと良いとおもいますよ。

 

梨状筋症候群は梨状筋(おしりのふかい筋肉)の過緊張により

梨状筋の下を走ってい坐骨神経の圧迫を引き起こします。

 

椎間板ヘルニアや腰椎捻挫の症状とよく似ているので

間違えやすいです。