これを知れば、肩や首のこりが解決!歯科医・歯科衛生士が慢性的な肩こりになる5つの原因とは? | ヘルニア・腰痛治療専門!春日井市にあるコツコツ接骨院のコツコツ日記

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腰痛、ヘルニアなど、どこへ行っても改善しない方をお医者さんからも認められている骨盤整体で根本的に解消します。

仕事の姿勢により、常に下を向いて頭が下がっている

  • 歯の治療が長いと疲れる
  • 腕がいつもだるい
  • 手が時々ふるえる
  • 後頭部がこる
  • 頭が重たく感じ、頭痛がよくある

歯科に通う患者さんは専用のベッドに上を向いてい

寝ているので歯の治療を行うときは常に下を向いています。

 

この時、頭の位置は身体の中心線よりも

前に傾いて垂れ下がっている状態なので

ボーリング一個分の重たさ、約4キロから5キロある頭を

首や肩で支えてることになります。

 

首の筋肉は鍛えていないと頭の重たさを支えることが

困難なので首を通して頭の重たさが首のつけ根に力が

かかり肩に負担がかかることになります。

 

これが肩こりになる一つの原因です。

当院にみえる歯科医師や歯科衛生士のほとんどが

腰痛よりも肩こりや頭痛、猫背になって背中の

こりやはりを治してほしいと訴えてきます。

 

他の仕事と比較しても、頭の位置を大きく下げて仕事を

行い続けることは歯科が一番多いと思います。

 

もしも、頭の重たさを支えるには、首の筋肉を鍛えるしかないと

思っていますが他の筋肉と比べて鍛えることが難しいので

どうしても肩こりになる確率が高くなるのだと感じています。

頚椎のゆがみ

歯科医や歯科衛生士は歯の治療や歯石を除去するときに

歯の治療部位によって首をねじって行わないとできないと思います。

 

特に歯の裏側を行う場合は小さな鏡をつかって

覗き込むように行うため、どうしても首をねじって

治療することになります。

 

この状態が続くと頸椎がゆがんでしまい

肩こりや頭痛になる原因になります。

 

上部頚椎(2番・3番)の神経は僧帽筋など肩こりの原因となる筋肉を

支配しているためゆがみが生じると筋肉が緊張し、血流が悪くなって

肩こりの原因になります。

 

また上部頚椎がゆがむと首の回旋可動域が制限されるため

首が回しづらくなります。首を真横に回すと頚椎の関節可動域が少ないために

制限がかかり首から肩の筋肉が引っ張られて緊張し、これも肩こりの原因になります。

 

頚椎の正常可動範囲は90度真横に向くことができるのですが

車の運転などで真横に向くことが困難な場合は頸椎がゆがんでいる

ことが臨床上多いです。

 

ですので、治療で歪んだ頚椎を矯正すると、

 

「まさか自分の首がここまで回るなんて思っていなかったです!」

 

と喜んでくれます。

腕の重みによる胸の筋肉の緊張

歯科医や歯科衛生士は治療中は絶えず、腕を上げている

ために腕の筋肉を使っています。

 

実は腕の重たさは体重の1/8もあるため

64㎏の体重の方であれば8㎏もあることになります。

 

この重たい腕を支えているために腕の筋肉が

働いて緊張いるのですが、それ以外にも

胸の筋肉も使われています。

 

胸の筋肉(小胸筋)が緊張すると肩の前方(烏口突起)から

上部の肋骨に付着しているため、肩を前方に引っ張り

肩が丸まって、僧帽筋など肩の後ろの筋肉が緊張し

かたくなる原因になります。

 

この場合は僧帽筋をマッサージするのではなく

根本的な原因である胸の筋肉をゆるめることによって

肩こりが改善、解消されます。

 

胸の筋肉の緊張は自分ではなかなか気づかないので

治療で筋肉をゆるめてあげると緊張していることに

すごく驚きます。

 

また肩甲骨の位置によっても胸の筋肉が

緊張してしまうので、胸の筋肉をゆるめるだけでなく

肩甲骨を矯正することによってさらに筋肉の緊張が

和らぎます。

猫背など姿勢の悪化

歯の治療はとても繊細な技術が必要になります。

また、歯茎を傷づけないために細心の注意をはらって

歯の痛みが、できるだけでないように心がけていると思います。

 

デスクワークで例えるなら、資料に書かれている

小さな文字を読んだり、パソコンなどで細かい数字などを

見続けていることになるかと思います。

 

この状態が続けば、資料やパソコンの画面に近づいて

間違っていないかチェックすために顔が前に出てしまい、

そのため姿勢が悪化して猫背になり肩こりの原因になります。

 

これと同じように、歯の治療も口のなかを覗き込んで

行うため、どうしても前傾姿勢になって猫背になりやすく

なります。

 

仕事上、姿勢を真っ直ぐにして歯の治療を行うのは

困難なため姿勢が悪化することはやむ得ないことかも

しれません。

 

猫背など姿勢の悪化により肩こりが起きている

場合は仕事前にラジオ体操などを行ったり、

仕事の合間に必ず肩の筋肉や背中を伸ばす

ストレッチを行うことが肩こりの予防につながると

思います。

目の緊張

ある本に

 

「全身で消費している神経エネルギーの4分の1は、

目が消費しているからだ」

 

つまり目の筋肉がリラックスできなければ

目と関係している、顔の筋肉、首や肩

そして全身の筋肉までもリラックスできない

ことになる。

 

例えばパソコンや新聞、本など

瞬きしないで読んだとしたら、きっと

肩や首の筋肉が緊張してくるのを感じるでしょう。

 

実際に一分間、瞬きしないでいいてもらえれば

分かりますが、肩に力が入ってくることを実感

できると思います。

 

人間は時々、無意識に瞬きすることによって

実は筋肉の緊張を和らげています。

 

あなたはこんな経験がありませんか?

大好きなアクション映画に夢中になって、映画が

終わった後に全身がだるくなって疲労を

感じることを。

 

仕事でパソコンを見続けても同じことが

言えますよね。

 

ですので目を使う仕事の方は

ストレッチや体操をしなくて時々、

目を休めることによって肩こりを解消することが

できるわけです。

まとめ

目の疲れが肩こりにつながることが分かっているので

時間を決めてパソコンや本を読を読んでいます。

 

例えば、1時間目を使う作業を行ったら、15分間

その景色を眺めたり、軽く体を動かしたり、目をつぶって

音楽を聴いたりしています。

 

これだけで仕事の効率が驚くほど良くなります。

 

毎回、仕事で肩がこっている方の共通点は、

残業など休まずに仕事に没頭して休まず

続けています。

 

仕事による肩こりを軽減させるには、休むことも

仕事と思って割り切って休む時間を定期的に

増やすことです。

 

分かりやすく言えば学校の授業と同じですね。

人間は思った以上に集中力は続きませんから。