こんなところに震災の爪跡 | 風の坂道 another side (ameblo.jp)
霊園での待ち合わせは11時
30分以上早く着いてしまった
家族とは一緒に家を出たが
なぜか別々に電車に乗り 別々に到着
昨年11月 父の骨壺にヒビが入っているのを
石材店さんに教えてもらい 移し替えを依頼した
年末に新しいものを用意できたと連絡あったが
今日やっと行うことができた
1日の地震のこともあり心配だったが
無事に引っ越し済んで良かった
ただ 移し替えって
なかなか完璧にはいかないものだ
ある程度マイナス面の想像もしていたし
だからまあ想定内だったけど
ちょっと・・・な部分もあった
石材店の方が持ち上げた途端に
底が取れそうになって
「そーっと そーっと」と声をかけながら
移している時には
飛ばないように散らないように手を添えた
ゴミも入らないように手で覆った
家族はその後ろで手を合わせていた
持ち上げた途端に崩れそうだった旧い骨壺を
そのままにしておくわけにもいかなかったし
今日 このタイミングでお引越しできて
良かったと思うことにした
あれだけの大きなひび割れだったのに
今日まで崩れることもなく
「これは大腿骨ですね」なんて
わかるほどちゃんとしていたのだ
よく頑張ってくれました
小さなそれに「引っ越し終わりましたよ」と声をかけた
本当は石材店さんが目地をしっかりして
閉じるまで見ていたかったけど
いや もう少し閉じないでいてほしかったけど
そうもいかないし お線香を渡され
「お参りしたらお帰りになって大丈夫です」と言われ
手を合わせて「また来るね」と
お代をお支払いしてお礼を言って その場を離れた
3日にお参りに来て 掃除もして花も変えて置いて良かった
本当は もう少し居たかったけどな