昨日、こんな記事を投稿しました。
母方の祖母の生き方(大切にしていること)が参考になれば幸いです✨
上記の記事に書きましたが、祖母は男女問わず友人が多く、若い頃から80代後半の現在に至るまで、とてもモテる人です。
最初の夫(私の祖父)との離婚と、2番目の夫との死別を経て、長く一人で暮らしていましたが、もうすぐ60歳になる頃に裕福な知人男性の猛アタックを受け、しっかりと外堀を埋められ、再婚を果たしました。
当時は60歳になったら定年退職(現役引退)の風潮が強かったので、パートとして働いていた職場でも同僚達とも退職後の生活についてたくさん話し合っていたそうですが、まさかの寿退職(玉の輿再婚)になりました。
そこで今回は、
・祖母が日頃大切にしていること
・定年間近だった当時、どんなことをしていたか
について書きます。
まずは「祖母が日頃大切にしていること」についてです。
祖母は「日々起きる出来事や、それに対していだく感情や思いをジャッジしない」ことをとても大切にしています。
前の記事でご紹介したとおり「人生で経験する出来事・感情・(と思い)は全て宝物だ」を口癖にしていて、私も子供の頃からずっとそれを言い聞かされてきました。
自分の人生で起きることをどうにかしようとしたり、無理に忘れようとしたりせず、ただただ大切な、自分だけの宝物(自分だけのもの、という言い方もよくします)として扱っているのだと思います。
「人生で経験する出来事・感情・(と思い)は全て宝物だ」を生きる指針とし、特に自分が関わる人やもの・環境をとても大切にしています。
自分のこと・家族・友人・ご近所さん・自分が育てたお花・季節の行事など。
自分の心身をとてもいたわるので、体調が悪いときや疲れているときには、周囲に遠慮せず、しっかり休みます。
(無理を押して予定をこなしたりとか、人に合わせることはしないようにしているようです。)
初物を食べること・旬を味わうこと・温泉に行くこと・寝具にこだわることを心がけています。
旬を味わうことを大切にしているので、この季節になったらこれをする!を毎年律儀に実行しています。
たとえば、5月になったら友人を誘ってちまきを作り、その後は梅酒を作り、梅干しを大量に作り、らっきょうを大量に漬け、年末には餅つきをするなど。
忙しそうだけど、いつも楽しそうです。
そして、庭作りにも相当なこだわりがあり、自分が育てたお花を我が子のように愛でています。
朝の話題はたいてい、庭のお花のことです。
次は何を植えようか、いつ草むしりをしようか、などを楽しく話しています。
次に「定年間近だった当時、どんなことをしていたか」についてです。
私の両親は、父方の祖父母と敷地内同居をしていましたが、父方祖母の快諾のおかげで、祖母を呼び寄せて同居をしようと話していました。
完全同居はどうか、隠居を建てようか、庭の車庫や家庭菜園の場所を変えないとね、など、日々色んな話し合いをしていました。
そして祖母も職場の同僚達と、娘夫婦(私の両親)と暮らす話をしていたようです。
再婚することは微塵も考えていなかったと思います。
当時を思い返すと、こんな感じでした。
・家族みんなが、祖母を迎え入れることに前向きに話し合っていた
・祖母も、私達と暮らすことを前向きに考えていた
・これまでに書いてきたように、自分と自分の生活を大切に暮らしていた
そこへ突然、知人男性から結婚前提の交際を申し込まれる→娘夫婦と暮らすので結婚はできないと断る→知人男性が祖母と結婚するために全力で動き回る(私の母を説得するなど外堀を埋めまくる)→結婚
ということが起き、祖母の生活は激変しました。
祖母を見ていると、やはり自愛は最強だなと思いますし(このブログでは、自愛についてひたすら書いています)、前向きにワクワク楽しむことが大切だなと思います。
個人的意見ですが、引き寄せは同じ思いをいだく者同士の共鳴現象だと思っています。
前向きに退職後の生活を考える祖母(と私達家族)と、妻を亡くして落ち込んでいたけど再婚を前向きに考えていた知人男性との間で共鳴現象が起きたのかもしれません。
参考になったら嬉しいです✨