まだまだ続きます〜コンサート報告です
今回、ギター二重奏曲の
アンクラージュマン(ソル作曲)という曲を
ギターとお箏で演奏しました
ありがたいことに箏譜を入手してくださり
じゃぁぜひやりましょうとなりました
オリジナルの二重奏の五線譜もいただいていて
Youtubeの音源も紹介して頂き
さぁ
と思ったところでいくつか問題が。
オリジナルは2人のギターが
メロディと伴奏が入れ替わりながら
進行していきます
お箏の楽譜は
お箏×十七絃×十七絃という三重奏
お箏はずっとメロディで、
伴奏の方を十七絃二面で手分けして表現、
という作りです
ずっとメロディーでいいですよ〜と
優しいお言葉もかけていただきましたが
ポップスなどの楽譜でも譜面のまま弾かず
なるべくオリジナルに近づけるように
心がけている私
(和音やリズムの違いで違和感を感じる時がありますよね)
オリジナルに近づけるにはどうしたらいいか・・・
考えました
お箏のみでメロディーと伴奏を弾く?
音域がまったく足りず却下
十七絃のみでメロディーと伴奏を弾く?
同じく音域が足りず却下。そしてずっと低音。
二十絃でメロディーと伴奏を弾く?
慣れない曲に慣れない楽器でうまくいくんだろうか(不安のみ)
ということで
お箏と十七絃の
二面使いをしてみることにしました
練習してどうも無理そうなら
ごめんなさいでメロディーだけ弾かせてもらおう
という逃げ道もしっかり用意し、練習を重ね
いつまでもちゃんと弾けない8小節もありつつ
本番直前のリハでも怪しい私ではありましたが
本番はばっちり大成功(だったと思います
)
お箏十七絃
お箏・・・
と入れ替わる際も
1拍しか間がなかったりしましたが
竹形先生がきちんと
大きな呼吸で合わせてくださり
間に合わない
なんてことがありませんでした
ただ「オリジナルを再現」と言いましたが・・・
途中でホ長調からホ短調に
転調する部分がありました。
ここ・・・お箏は3本調絃変え、
十七絃も3本調絃変えという
難関でした。
もちろん転調後には戻しもあります
さすがに十七絃まで転調して戻す隙もなかったため
転調部分のみお箏のみ(メロディーのみ)と
させていただいたのでした
今回、第1楽章のみの演奏でしたが
第2、第3楽章に
挑戦する日が来るかも知れませんね
椅子はひとつで、楽器をたてと横に配置して
体の角度を変えてそれぞれ演奏と言う流れです
初めての二面使い、大成功でした
最後までお読み下さりありがとうございます
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