札幌市にある箏・三味線教室 結生の会です🤗
いつもお読み下さりありがとうございます
先日、お箏のお爪は右手に3つ付けることをご紹介しました。
あら?左手さんは何をしているのでしょう
左手はとても重要な役割を担っています
楽譜をよく見てみましょう。
あら
糸名である斗の横に ヲ や オ という記載がありますね


これは「押し手(おしで)」という奏法なのですが、
その名の通り糸を押します
糸を押すと、どうなると思いますか
糸を押すと、、、
押すことでテンションが上がり
テンションMAX
ではなくて 糸へテンションがかかることで音程が変わるのです
ヲとオの違いですが、
ヲ 弱押し(よわおし) 半音上げる
♯(シャープ)と同じです
↑これくらい押します↑
オ 強押し(つよおし) 1音上げる
ダブルシャープと同じです
↑これくらい押します↑
ちなみに、古典曲などでたまに出てきますが、最大で1音半まで上げることがあります
きつめに締めている糸では1音半までなかなか押せないのでそう言う曲のときは緩めに締めているお箏を使ったりしています。
左手も大忙しなんですねまだまだ他にもいっぱいあります
最後までお読み下さりありがとうございます
人生は選択の連続
お箏のある人生を
お三味線のある人生を