札幌市にある箏・三味線教室 結生の会です🤗
いつもお読み下さりありがとうございます
お箏の楽譜は漢数字で書かれていることをご紹介しました
では、七七ハ〜 七七ハ〜と書かれていたらどこを弾いたら良いでしょう
こちらをご覧ください
このように、楽器の手前に座っているとして、
向こう側から
一ニ三四五六七八九十斗為巾
と並んでいます
ですので、楽譜に書かれている糸名の糸を弾いて進みます
13本ありますので七の糸はちょうど真ん中です
あら・・・
出てきました、巾の糸
端っこなので、このように引っ掛けて立てるために巾柱(きんじ)はあのような形をしていたんですね
糸のお話に戻ります
一から十まではそのまま漢数字で表しますが、
11本目→斗(と)
12本目→為(い)
13本目→巾(きん)
と読みます
なぜその3つだけと思いますよね
実は元々、一から十の糸名もこのようになっていたそうなのです
一 → 仁(じん)
ニ → 智(ち)
三 → 礼(れい)
四 → 義(ぎ)
五 → 信(しん)
六 → 文(ぶん)
七 → 武(ぶ)
八 → 斐(ひ)
九 → 蘭(らん)
十 → 商(しょう)
斗 → 斗(と)
為 → 為(い)
巾 → 巾(きん)
それぞれ意味もあるそうですよ
もしこれらの漢字が譜面に書かれていたら、、、
私は大混乱だったでしょうね
と言っても昔はそもそも「楽譜」がありませんでしたが
楽譜がない
また疑問が増えましたね
最後までお読みいただきありがとうございました
興味がありましたらぜひまた見に来てくださいね
人生は選択の連続
お箏のある人生を