札幌市にある箏・三味線教室 結生の会です🤗
いつもお読み下さりありがとうございます
昨日「こと」の漢字が
琴ではなく「箏」
であることをご紹介させていただきました
その中で「琴」はまた別な楽器であることをお話しましたが、、
では「琴」とはどんな楽器でしょう?
分かりやすい違いとして、
琴柱(ことじ)を用いるものは「箏」
琴柱(ことじ)用いないものは「琴」
とされています
ことじ
琴柱(ことじ)
(この子、お気に入りです)
琴(キン)は7弦のもので、目印のついているところを左手で押さえ、右手で弾く楽器だったそうです
・・・ハイ、「琴」は「こと」ではなく
「キン」と読みます
こんな楽器だそうです
さらに「こと」というのは昔、
「弦楽器の総称」とされていたようで、
あの有名な源氏物語の中では
「箏(そう)のこと」
「琴(きん)のこと」
「琵琶(びわ)のこと」
と書かれているそうです
こと=箏、琴、琵琶
だったんですね
あぁ、おばあちゃんのおうちにあった源氏物語の本、、、読み返したいです
源氏物語の記事より拝借
ちなみに、
箏に使う琴柱(ことじ)は「箏柱」と書かないの?と思った方もいらっしゃいますよね。
私もそう思います
きっと「琴」の漢字の方が一般的だから、、、でしょうか。
実際、いろいろと混在していますね
興味がありましたらぜひまた見に来てくださいね