お箏は曲によって
調絃が変わります
なので、お箏を弾く人は
複数面持っている方が多いです
と言うのも、
同じ一の音でも
琴柱を置く位置で
ピアノで言う真ん中のドだったり
その1オクターブ下のドだったり
さらに低かったり
いろいろな高さの音にするので
糸の締め具合によっては
上がりきらない
下がりきらない
という事態が起こります
なので、キツめに締めたお箏と
緩めに締めたお箏を持っていると
いろいろな曲に対応できます
緩めに締めたお箏で高音の曲を弾くと
お爪が糸に当たる振動で
琴柱が動いて音が変わってしまったり
キツく締めたお箏で
低音の曲を弾こうとしても
音が下がり切らず調絃できなかったり
します
あとは、押し手と言う
テンションをかけて音を上がる奏法が
糸が硬すぎてできなかったり
そして子供ちゃんの場合も
まだ手が小さかったりするので
きつく締めたお箏だと
指の方が負けてしまって
弾けなかったり
全然押せなかったりします
なので、その人に合わせて
糸締めをしてもらう、と言うのは
とても大切です
糸締めは和楽器店さんに依頼します
最後までお読み下さりありがとうございます
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人生は選択の連続
お箏のある人生を
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