介護施設では
身体拘束ゼロが
当たり前になってきています
なになに
身体拘束って
あなたの
したいことを
動きたいことを
抑制されることです
母が入院した時
衝撃的過ぎたのは
ベッドに
柔道着のような
丈夫な布のベルトがあり
そこに母の
手、足、腰を
固定されて
簡単に外れないように
鍵が付いていました
医療現場は
命を守ることが
最優先
点滴などが外され
治療が中断することがないよう
ベッドから降りて
転倒や怪我が
無いように
そのような対策を
取る場合があります
高齢の方は
入院で
急に環境が変わって
点滴や尿の管など
今までなかったものが
繋がっていると
混乱して
夢中で外そうとすることが
あります
身体拘束用具
看護学生の時に見た記憶で
おぼろげだったので
実際にハッキリ見た時は
恐ろしいものに
見えました
介護現場は
これで苦しみます
病院で
身体拘束を
ずっとしていた方が
いざ施設に入って
身体拘束を
一切しなくなると
ご利用者の方は
抑圧から
解き放たれて
動きたいように
動きます
車椅子上で
拘束されていた方は
立ち上がり
歩き出す
そして
筋力が低下しているので
転倒をしたり
ぶつけたりして
怪我や骨折をしてしまう場合も
あります
ベッド上で
拘束されていた方は
動きたいように
動くので
頭と足の位置が逆になっていたり
ベッドの上に立っていたり
ベッドから転落したり
ベッドから降りて
歩き出していたり
全く行動の予測がつきません
何とか
拘束をせずに
かつ
安全も確保して
その人らしく
生活をして欲しい
そういう気持ちで
介護施設は
努力しています
でも
認知症や脳の病気で
あったり
自分自身の置かれている
状況が良く分かっていない
ご利用者は
怪我をする
痛い思いをするなんて
思うことなく
動けない身体だから
介護職員を呼ぼうなんて
思うことも無く
思うがままに動きます
1対1の介護は
難しく
24時間ずっと隣にいることは
出来ません
ちょっと目を離した時に
他のご利用者の
お手伝いをしている間に
転倒している
ということはあります
私の母もそうでした
その様子は
見てね
その苦しい
介護職員の
気持ちを
少しでも
理解して貰えると
本当に
有難いです