今日は
私の心の葛藤が
どういうものだったか
お話します
今までのお話は
ここをみてね
介護老人保健施設は
在宅復帰の役割があり
自宅や次の生活の場へ
移ることが
ほとんどです
施設の説明は
こちらをみてね
私の母は
さすがに自宅生活を再開出来るまでの
回復は難しかったので
自宅近くの
特別養護老人ホームを
2か所
申し込みました
この施設は
最期まで過ごせる施設なので
すぐに入居できることは難しく
ベッドが空くまでは
待機期間が長くなります
そして
母は会話が
出来ませんでしたが
時々
「おうちに帰りたーい」
と声に出して訴えます
そして
家族全員のことは
しっかり覚えていたので
ショートステイを長めに利用して
時々何泊か家で過ごすことを
していました
それでも
なんとなーく
私の施設を繰り返し利用することに
肩身が狭くなってきました
これは
介護老人保健施設ならではの
職員の考え方を知っていることと
身内を職場にお願いしているという
後ろめたさから
勝手に私が抱いていた感情です
職員の考え方って何
気になる~
ですよね
さすがに
これは
出せない
きっと
老健あるある
だと思います
さて
話を戻して
母は
気持ちが落ち着かない時に
車椅子から立ち上がり
転倒の危険があることや
姿勢が悪く普通の椅子の形だと
ずっと前かがみに
座ることになり
とても苦しそうなので
リクライニングの車椅子の
背中を倒して
過ごしています
それでも
気持ちが落ち着かない時は
ムクっと起き上がり歩くことが
あります
す、凄過ぎる腹筋
そんな状況なので
たまに転倒することが
あります
転び方も
私たちのように
手がとっさに出るとか
そんなことは出来ないのです
前かがみの歩きなので
顔から床へ
ドーン
と倒れるのだと思います
顔が内出血で
青くなったり
前歯が欠けてしまいました
そんな姿を見ると
物凄く
辛くて
悲しくなります
職員さんも責任を感じて
転倒や怪我の報告や
謝罪をしてくれるのですが
それがまた辛いのです
家族でないと
これは分からない気持ちですが
24時間誰かがずっと
付き添えるわけではないので
転倒ゼロと
いかないことは
十分理解しています
介護職員さんの大変さも
重々理解しています
それでも
転倒して怪我をした姿を
見ると
とても辛くて
お母さん
ごめんなさい
という気持ちになり
涙が自然に溢れてしまいます
そして気持ちが落ち着かない母を
何とか出来ないものか
考え始めた時に
あの特別養護老人ホームへ
相談しようと
決心します
というか
なぜか
閃きました
まだまだ
母の話は続きます