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Gayoのブログ

思いついたことをきままに、連絡事項あり、更新情報あり。
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30年ぶりの再会/GAYOのお喋りコンサート(10月25日)
【30年ぶりの再会】
中学2年5組。私の学生時代で今でも鮮烈に残る1年だった。
箏の人生を選んだ時点で、昔の友人たちとのつきあいがほぼなくなってしまったGAYOである。コンサートにきてくれる顔ぶれをみても、実は、学生時代の友人はいないのだ。
嫌われていたからか?ということはないと信じている。理由は単純。私がみなの連絡先を知らないから。つきあいがないからこそなしえる大技。知らないものは、知らないのだ。
私が知らないということは、もちろん相手も知らないのであろう。
そんな中、突然に、1番輝いていた時代:中学2年5組の友人から、当時の担任である「げんちゃん」を囲んでの同窓会があると連絡があった。そんな大がかりなものではない。数人で毎年集まっていたそうだ。いまメインで書いているFacebookで繋がったのではなく、なんと・・・忘れさられていたMixiでつながった。Mixiメッセージをメールのほうに転送設定しておいてよかった・・・本当にそうおもった。
結果、先生ご夫妻、男性友人2名、女性友人3名、合コンスタイルですね。4人:4人。
あはは。ところがみんなご結婚されていて、お子様も1人~4人とか。もう高校生だとか。タイムスリップしてしまった。
時間が午後の3時。3時から居酒屋さんかい。
(先生が予約してくださったそうで)
お酒を飲む姿をみて、なんというか、なんといえばいいのか。30年という時間を実感してしまった。30年前は誰もお酒を飲んでいなかった・・・はず。
30年前の教え子を覚えているものなのだろうか。教職人生の不思議たるや。この日、顔を出してよかった。喜んでもらえたのがうれしかった。知る人ぞ知るGAYOの心「生きていてよかった」。
みなさまご家庭がある中、今回声をかけてくれた大森さん(野球部男性)と、終電を逃す時間まで語った。彼も音楽(自称:おやじバンド)やっているそうで、今度コンサートにきたいと。ありがとう。くるだけじゃなくて、アンコール参加してくれよ・・・。
※告知
10月25日のMusicasaコンサートでのアンコール参加希望者は、明日30日の23時59分までにご連絡ください。そのあと受け付けないわけではないけれど、GAYOが譜面を書く時間が・・・ということです。
話をもどそう。
調子こいて、気づけば0時5分。ふたりして、そそくさと別れる。最終場所は「町田」というところ。大森さんは、横浜線、終電を乗り過ごしたらしい。あはは。すまん。GAYOは、海老名ではなく、仕事が終わってないのでStudioに戻る。戻ろうとした。
あぁ、そうか。小田急線も上りは早く終わるんだった。そうだった。普段電車のらないので忘れていた。終電まであと2本だけ。20分ホームでまって、「経堂行き」にのる。経堂からどうするよ?このあとにくる最終は、経堂より手前の「成城学園前終点」。
「経堂行き」のりました。玄行先生(今名前を明かす=本人の了承済み=)の飲むペースに腹をくくってつきあったGAYOである。2014年一年分を飲んだのではないかと思う量ではあったが、なんせハイボールと水割りだけだったので、大丈夫だったかとおもいきや、2次会最後のグラスワイン。つい1口飲んだのが敗因。この小田急線「経堂行き」が、辛かった。あぁ、これが悪酔いなのか?新鮮でもあり、辛かった・・・。
そして経堂に降り立つGAYOであった。時間にして、0時40分くらい?
どやっ?
いつものGAYOならここで迷わず「タクシー」なんだけれど、最近走っているGAYOとしては、「歩いてみるか?」と思った、これがすべての始まり。
そもそもこの日は歩くつもりなかったわけで、歩くシューズではなかった。ただ、悪酔いしたから夜風が気持ちよく、ふらふらしながらも、誰もいない夜道を代々木上原のStudioに向かって歩き始めるのであった。
経堂ー千歳船橋ー祖師ヶ谷大蔵
歩いていると、普段気づかない(失礼な言い方だな、GAYO)各駅停車の駅を横目に、てこてこ歩く。知らない道だけれど、とりあえず線路(小田急のこのあたりは上を走っているのでみつけやすい)の位置を確認しつつ歩く。このあたりで、悪酔いがかなり治まって普通の酔いに
なってきた。時間にして1時20分すぎ。
下北沢にはいつつくのだろう?とさらに歩いて行くと、次の駅がみえてきた。
「成城学園前」
・・・・
・・・・
あれ?
もしや、西に、歩いていたのか?
酔いが一瞬で醒めた瞬間。
駅の路線図を確認する。
あぁ・・・・逆に歩いていた。
こんな夜じゃ、だれかに電話して、気分を盛り上げることもできず。
まだ書き上がっていない、ヴィオラとのDuoの曲を作ろうとしても、寂しい現代曲チックなフレーズしか浮かんでこない・・・・。
ここで再度選択。
タクシーor徒歩?
普通はタクシーでしょう。いつも乗ってるのだから。タクシー一択でしょう。
しかし、この日のGAYOは違った。徒歩を選ぶ。
1時半に成城学園前を出る(これじゃ、最終電車でここで降りるのと変わらない)。
さっき通ってきた初めての道をまた戻る。2度目ということで、安心感はあるが、そのかわり、距離感がわかっている分、しんどい。途中途中の自動販売機をチェックしてきたので、帰りはもう興味がない・・・目標(めじるし)にはなったけれど。
そして再び「経堂」へついたのは、2時45分くらい。
再出発じゃ。気合はもう入らないけれど、痛い足をひきずりつつ、30年来の先生、友人たちはもう寝ているだろうと想像しつつ、自分の10月のコンサートの準備がかなり遅れていることを確認しつつ・・・・知らない道へと踏み出すのであった。
テコテコ。テコテコ。
環状七号線がみえたときのうれしさ。あぁ、帰ってきた。
そう、結局、環八、環七、そしてStudioの環六手前と、夜中の散歩を「楽しんだ」GAYOであった。
若くないのだから、無理しないように。自分。
Studioついたのは、4時10分でした。
GAYO
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【10月25日コンサート情報】
GAYOのお喋りコンサート vol.8 (29th CL)
~絃と弦の共鳴~
10月25日(土)代々木上原MUSICASA
18時開場、18時半開演、20時半終演予定
4000円(全自由席)(18歳以下、無料)(学生2000円)
お申し込みはGAYOまたは出演者まで。
gayo@gayo-studio.com
二十絃箏:GAYO
ヴァイオリン:徳島由莉
ヴィオラ:中村紀代子
チェロ:菅野太雅




これは、ヨーロッパ公演用プログラムの準備コンサートで、弦楽四重奏という代表的な形式に挑戦するものです。
今まで、ヴァイオリンとチェロは散々にご一緒して、CDまで出してきましたが、ヴィオラを使ったことがなかったというGAYO。理由は結構単純で、ヴィオラの音域と二十絃箏の音域が全く同じだったから。自分がヴィオラのポジションに入って、ヴァイオリンとチェロに挟まれて、よいサウンド実現。
これでもよかったのだが、やはりヴィオラさんを仲間ハズレにしては、ヨーロッパでヴィオラさんたちに反感がうまれるのではなかろうか。そう危惧したGAYOとしては、今回ちょっとヴィオラに挑戦・・・そんなコンサートです。
四重奏スタイルならば、
・ヴァイオリン
・ヴァイオリン
・二十絃箏(ヴィオラのポジション)
・チェロ
じゃないの?ってまずきかれますが、前述のような理由で、ヴィオラさん入りの四重奏スタイルでやってみようと思います。
正直、編曲に追われていて、プログラムこれっ!と言いにくいところもありますが、DMを作る関係上、決めざるをえないというか・・・・
覚悟を決めないといけないというか・・・・。
DMラフもできたので、Upします。
DM郵送ご希望の方は、
御住所と御名前お願いします。
この1年で転勤、転居された方、
いままできてたのに、こなくなった・・・という方も、連絡先をGAYOまでお送りください。
gayo@gayo-studio.com
また詳細は、決まり次第流します。もう1ヶ月切りました。ひえぇ~
GAYO
GAYO週末京都です

これから京都。今回は演奏です。しょっちゅう旅行いってるわけではありません。

が、演奏は明日。今日は2月のライブの打ち合わせ。11時の「のぞみ」で出発して、荷物(楽器などなど)をホテルに置いてから、JR京都駅の立ち食い蕎麦いくのだ。小さな野望だぜっ





さて、東京雨が降ってきた。タクシーつかまるかな・・・。

というわけで、土日とPCメールがみれません。というかみません。
お急ぎの方は、携帯電話、携帯メール、そして・・・

「Facebookメッセンジャー」へ、お願いします。
(スマホの威力)






某知人が、39.4kgという驚異的な体重?を示していた。

いやまて、いやまて・・・・・本人病弱どころかいたってはつらつ・・・
そうなのか。40kgなくても、生きていけるのか。
勉強になりました。


昔(30代前半まで)の私を知っている方は、間違いなく
「太ったね」
といいます。

最近知り合った方は、
「ちょうどいい感じ」
といいます。

個人的には、がりがりの昔には戻りたくありません・・・
でも、39.4kgとまではいかなくても、
あと5kgおとしても、きっと

「ちょうどいいね」

といわれることでしょう。
ただいま、実験中です。
10月25日のライブには、7月より5kg落ちていると思います。
現在2kgおちてます。

京都から帰ってきたら、多分+1kgいってると思います・・・・・

1歩進んで4歩下がる・・・

GAYO
10月25日(土)&2月1日(日)&2月7日(土)アンコール参加者募集

GAYOです。
最近夢見が非常によろしくないGAYOです。原因は心の病・・・っていうほどのものではありませんが、10月のコンサートの準備進行具合がやや遅れていることと、来年の記念ライブの準備が平行して始まっているのとで、なにげに山積みになってしまっている負担から、とにかく夢見が悪い。

夢は、案外、前にみた同じ夢とか、続き物だったり、シリーズものだったりというのが、多いと感じるのですが、ここのところ、新作シリーズの夢が多くて・・・それも、「はっ」と目覚める感じで、よろしくない。

昨夜、気候もよろしく秋の夜を肌で感じつつ、Studioのベランダで企画打ち合わせを敢行。突発的に。もう、どんどん進めていかねば。



戦国IXAしてる場合じゃない。
17日~はじまる「Wizardy Onlin」のNon-PKサーバーをやってる場合じゃない。
という話を今日はします。

お時間ある方は、この先へ。ない方は、ここまでで問題ないです。
GAYO
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~10月25日(土)GAYOのお喋りコンサート vol.8
絃と弦の共鳴

代々木上原MUSICASA
18時開場
18時半開演
20時半終演予定

二十絃箏:GAYO
ヴァイオリン:徳島由莉
ビオラ:中村紀代子
チェロ:菅野太雅

カルテット主体のプログラム予定。
アンコールは、前回と同じく観客参加型の「Wassail」。
チケット代4000円(18歳以下無料、学生半額)をいただきつつ、楽器を持参していただき、一緒に演奏するという企画。
これの、参加希望受付が、今月末となります。9月30日23時59分59秒まで。
メール:gayo@gayo-studio.com
までお申し込みください。お一人でもOKです。お友達とご一緒でもOKです。楽器はなんでもOKです。年齢、性別、キャリアは問いません。

ビオラの中村さん(初共演)が、今月30日(火)に、MUSICASAでコンサートをされるとのことですので、私は観に行こうかと思っております。
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~2015年2月1日(日)GAYO KOTO LIVE 2015

大阪Billboard
13時開場
14時開演
16時終演予定

40年という箏人生の記念ライブ、そして、自主企画コンサート30回目というこのライブ。出演希望者が特にいらっしゃらなかったので、ヨーロッパ指向のクラシックバンド編成となります。暫定ですが。

二十絃箏:GAYO
フルート:鈴木佐英子
ヴァイオリン:徳島由莉
チェロ:菅野太雅
ピアノ:鼓緒太
ダンサー:中西舞

ビルボード公演での一般希望者枠は、もちろんありますが、まだチケット扱い方法が未定なため、もうしばらくお待ちください。こちらは満席が予定されます。ありがたいことです。GAYO初の、関西方面ライブです。
こちらもアンコールは、観客参加型となります。締め切りは、11月30日23時59分59秒まで。GAYOまでメールか電話でお申し込みください。
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~2015年2月7日(土)GAYO KOTO LIVE 2015

東京・恵比寿ArtCafeFriends
18時開場
19時半開演
21時半終演予定

大阪・東京と2公演となります。その東京版。
4500円(1ドリンク付)予定です。

GAYOの箏人生を凝縮したプログラムとなります。それゆけヨーロッパ公演です。
大阪と東京は同じ内容にしたいと思います。両方こられてももちろんOK。

恵比寿のArtCafeFriendsは、GAYOとしては、はじめて使わせていただく会場です。みなさま、銀座とお間違えないよう。
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さて、余談。
Wizardry Onlineがついに、Non-PKサーバーを設立。
最初から作ってくれよ・・・・と本当に思う。
おかげで、私のネット友だちは、FFにどっぷりいっちゃったりして、これから始まるこの新サーバーで一緒にPLAYできないという惨状。

FFはどうかというと、やはりみなさん他のゲームで忙しいらしく、ソロPlayも悲しいものがあるので、GAYOとしては終了なのかなと。

誰が参加するかはわからないけれど、とりあえず、9月17日から立ち上がるこのWizOn、やってみようと思う。のんびりとね。だって、すぐに京都いかないといけないので、空き時間にちょこっと遊ぶスタイルなのだ。昔とは違う。あっはっは。
というわけで、PCゲームとなりますが、もうバグもほとんどない日本産の良ゲーだと思いますので、やってみようかなという方は、ぜひご一報ください。Lvあまりあがらないでしょうが、のんびりと、新しい友人関係を築いていこうかな・・・・続けばだけど・・・と思います。

ぜひご一緒に。(コンサートですら強く誘わないGAYOなのに・・・何かがおかしい)

まーね。10月用のアレンジしないとね。とっとと。ビオラとの新曲Duo書かないとね・・・・それ終われば、嫌な夢みなくなると思うんだ。

過ごしやすくなる秋、これから徐々に冷え込んでいく日本の四季。
私の好きな秋。そして冬。やってきた。私の時代が・・・じゃなくて、私の季節が。

写真は、昨夜の秋の夜長、DBを飲みながらの企画会議の様子。


GAYO
7月26日(土)GAYOのお喋りコンサート vol.7 無事に終了

みなさまに結果ご報告です。都合がつかずにこれなかった人たちのためにも。

まず、コンサートは予想通り、大成功でした。大失敗というものはしたことないけれど、予想通りの成功におわり、満足しております。ひとえに、共演者のお三方の演奏技術の高さ、音楽の掘り下げる深さ、そしてGAYOへの愛情・・・もとい、GAYOの曲への愛情を感じることができました。ありがとうございました。

一つ目の画像は、今回のプログラムです。裏面は、コンサート前に、Facebookにて公開してありますので、割愛。(正確には、裏面の元ネタを公開)私のファンの方々が、まさかこのおまけの裏面のGAYOの楽曲譜面を楽しみにしているとは・・・・ 知ってましたよ。知っているからこそ、大サービスしているのでありますよ。ほほ。

今回も固定ファンの方々のパワーに圧倒されました。福島、名古屋からのファンの方が、毎回本当に欠かさず、頭の下がる思いです。演奏でしか還元できませんが、今後ともお見捨てなきよう。近隣からのファンの方も、もちろん、ありがとうございます。

では、内容へ。

~~

前半は、2曲。
1.組曲「夢幻」
ヴァイオリン:徳島由莉
Yuriさん、すごいね。いやほんと。音が冴えてるし。また今までのヴァイオリニストは違う新しい夢幻の世界を表現してくれたと思います。夢幻大好きなお客様からの声も同じようなものでした。そりゃね、みんなあの人の夢幻が好き、というのはあると思いますが、好き嫌いを超えて、Yuriさんの夢幻がみなさまに伝わった記念すべき日だったと思います。9月の京都でもご一緒よろしくお願いします。

2.和彩魂(新曲ね)(Op.55)
うってかわって、超明るい「わだみたま」。そして、リズムよいポップ感満載。とまぁ、難しいややこしいところは、ヴァイオリンに投げてあるので、箏の演奏自体は、もう・・・・ヴァイオリンのメロディーききながら、楽しく演奏させていただきました。ずるいよね、GAYOは自分の演奏パートだけは、楽に書くから。基本です。

1曲目のほうは、すでにヨーロッパで評価されているので問題ないですが、この新曲のほうも、多分、大丈夫かと思います。どうでしょうね。クラシック畑の人たちも、こういうの好きでしょ?きっと。なんといっても、ほら。最後に「シラソラ」連発しといたし。ほほほ。われながら、楽しい曲ができあがった。演奏もよかった。

そんな感じで、まだ体力があった前半が終了しました。

~休憩12分~

今回は、帯状疱疹を煩ってしまったくらい、免疫力低下(自覚なし)で、それに伴って体力が低下(自覚なし)していたのでしょう。コンサート前と、休憩の時のGAYOの徘徊が、今回みられなかったですね。みなさまにご挨拶にいく体力が、前半の熱演後に残っていなかったのが現実でした。どれだけすごい演奏だったか、そこで自覚したという。YURIさんよかったよ。ありがとう。

~後半いきます~

3.月光の煌き
チェロに書いた、最初の曲。箏は基本、7度で伴奏。
という、昔の曲なのですが、美しい曲なのだ。
チェロ:豊原さやか
ドイツで勉強されてきたクラシックチェリストのさやかさん。今回初共演となりました。もう、なんというか、人柄がさっぱりしていて、リハーサルしてても楽しいし、演奏してないときも楽しいし、素敵な方でした。紹介してくださったフルートの鈴木さんには感謝。そして、この曲は、チェロの高音域の美しさをこれでもか、これでもか、と書いたGAYOがいるわけで、演奏者にとっては、たいてい「うげぇぇ」となるわけなのですが、さやかさんは違うのよ。第一声が「チェロって高音素敵なんですよね」

そうそう、そうなのよね。というわけで、チェリストが喜んで演奏してくれた実例を作っていただけたこと、感謝します。お客様の中にも、この曲イチオシの方が複数いらっしゃいました。作った私としては、全部イチオシにしてほしいけれど、それはもはや「イチオシ」とはいいませんね。「GAYOイチオシ」これならOKか。

彼女の音色は、低音が豊かで、がっしりしている。今回のように、低音楽器がチェロだけの場合、これはものすごく有用な、有効な演奏技術だと思います。生音でしたので、音量バランスをあえてとらず、とれず、お客様の耳には、音色の違いでバランス修正してもらうという、人間味あふれるコンサートとなりましたが、きっとチェロの音がいつまでも残ったことと思います。

こういう素敵な音楽家に出会える人生、だから音楽はやめれません。

4.涼風(すずか)
これは新しいチェロ曲ですよね。短いし、可愛いし、楽しいし。箏があっちに寄っても、十分いけてるでしょう?という実例。問題は、ピッチカートのアレ。いいのいいの。適当で。そこに重きをおいて作曲していないから。いいのいいの。今回のような感じで、あんにゅいなファジーな方向でいいんです。風ですから。自由でいいの。(じぶんの適当な演奏を自分で肯定しているようにしかみえないぞ、GAYO)

こんな小曲ですら、これがよかったというお客様がいて、作曲した私としては涙がでるくらいうれしいことです。みんなのイチオシがばらけることのうれしさや。

というわけで、さやかさんが、GAYO曲初体験した2曲となりました。ありがとうございました。

5.はるよひ(新曲)(Op.54)
フルートとチェロの二重奏曲。(フルートと箏の二重奏曲にもなる)
今回は、ドイツ組での演奏となりました。
ドイツ出身:鈴木佐英子
ドイツ出身:豊原さやか
お二人が新曲を作り上げていく様を、横でにやにやしながら眺めていたGAYOでした。楽ちんよね。音楽センスある人たちが、あれよあれよという間に、書いてある五線譜の奥をよみとって、さらに拡げていって、作曲者の意図しない面白さを引き出してくれる。醍醐味だわ。これからも、箏の入らない曲、書いていきます。あ、でも箏でも代用できる曲にしときますけどね。。。。。汎用性高い曲を目指しましょう。

私は、この曲も可愛くて好きです。やっぱり宴会で酔っ払ってる雰囲気の曲だったなーと。自分が演奏しないから、より楽しめたというか、客観的に宴席にいた感覚。おふたりの素晴らしい演奏に拍手。

6.Deep Green
フルート:鈴木佐英子
さえこさんチョイスの2曲は、どちらもネイチャー系でしたね。どの曲を選ばれても、私はみんな好きなので。我が子を差別しちゃーいけない・・・(理想)

フルートとのDuo8曲の中では、ちょいと箏がややこしいところもある曲ですが、ネイチャー系ですよね、やっぱりGAYOの曲の根源は。うんうん。
この曲が1番よかったというお客様の声あり。とにかく、どの曲も好きな人がそれぞれいて、うれしいです。
なにより、さえこさんのフルートは、きれてる。ものすごい。フルートなのか、民族楽器なのか?いや、フルートなんだけれど、フルートという楽器の可能性をみなさま感じたのではないでしょうか?やばいよ、フルート。
そう感じさせてくれる演奏者と知り合えて、ご一緒できること、喜びこの上ないです。ありがとう。

7.北のオアシス
笛(管楽器)に最初に書いた曲。初演は、菱本幸二さんのシーク・ケーナでした。名古屋万博のときの「北欧館」というパビリオンに提供した楽曲ですね。懐かしいというか、箏は素朴な伴奏なのに、やっぱりいい曲なんですよ。おいしいところはやっぱり管楽器にもっていかれてるのに、それでもいいんです。楽しいからいいんです。そしてやはりこの曲が1番良かったという声がきこえてきたので、私はにんまり。でしょ?でしょ?この曲もいいでしょ。そうでしょうとも。

ま、フルート奏者の実力に頼った曲ですから・・・・いいに決まってます。

Duoはここで終わり。この先は、サービスプログラム。

8.星のゆりかご
チェロとのDuo曲。チェロとのDuo曲は人気曲が多くて、PianoのKotaさんがピアノを入れてくれて演奏するものが多いですが、これもその一つ。今回、KOTAさんきてくれたんだよね。ありがとう。でもピアノないから、客席で座っているKOTAさんをステージからみて、「超新鮮」でした。ふふ。余裕あるな、GAYO。

今回は、これにフルートを入れました。それに伴い、チェロの譜面もマイナーチェンジしてあります。ドイツ組二人と共演できて、なんの心配もなく、曲を楽しんで演奏できました。共演者に不安がないと、コンサートがこんなに楽になるというのは、もちろん知っていましたが、そうなるようにいつもしてますが、今回も本当に楽ちんでした。私のダメなところを隠してくれる~ ららら~

トリオでもいい曲だったでしょ?この曲イチオシの声は、まだ耳に入ってなかったので、だれかいませんかねー、・・・・(普通はイチオシは集中するんですよね、2,3曲に)

9.SPRITE
10年以上、コンサートの最後を飾るこの曲。久々に、ピアノなしで発表。
もともとピアノなかったんだぜー。KOTAさんがピアノを最高の形でいれてくれちゃったから、今となっては、ピアノがないと物足りないと・・・・・
思っているひとに、ガツンと聴かせたかったこの一曲。
まさか、ご本人のKOTAさんが客席できいているとはね。。。。あっはっは。

邦楽器の四重奏で書いたのが最初で、初演の日の目をみることができず、ポップスバンドでデビューしたのが2005年。その後改訂を重ね、現行Ver.14が、CDに収録されております。そこからピアノを抜いたもの、しかもフルートをいれたバージョンですから、実質Ver.15に相当するのですが、編成がイレギュラーなので、Ver.14.1といったところかしら。

10月25日(土)(次回MUSICASA)は、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・箏編成ですので、これは、Ver.14.2となるのかな。Ver.15になるには、曲の構成やら長さが変わったときですので、そういうわけです。はい。

そういえば、これよかったのか、どうだったのか、感想耳にはいってこないですね。どうだったのだろう。ま、よかったにきまってるのだけど、他にもっとよかったのがあったからかな。ピアノがなかったから、音圧薄く感じたのかな~

各自のソロがとにかく素晴らしかった。あそこだけでもこの曲やった価値あったなと、GAYOは思う。

さて、最後、全体的に高い評価をえたのがアンコールです。

アンコール:Wassail
観客参加型アンコール。今年の2月の銀座ライブから実施しております。
基本、GAYOは、コンサートやライブでアンコールをしません。アンコールしたくない人なんです。あっはっは。え?それでもやってたことあるじゃないか?そうですね。やってたこともありますね。そのときは、事前に出演者に相談して、プログラムの流れをぶちこわさない曲・・・・ご意見をまとめて、選曲してました。

で、今年から実施しているこの企画は、本編とは別個なんですね。

本編は「SPRITE」で終了。アンコールは別物。

Facebookでも何度か募集いたしましたが、
今回、チケット代4000円を払っていただいた上に、さらに演奏参加希望してくださった方が、6名。

・尺八
・尺八
・三味線
・二胡
・馬頭琴
・フルート

予想以上の反応に感激です。ありがとう。
総勢10名で演奏するかとおもいきや、当日に飛び入り参加がありまして。
・ヴァイオリン
・チェロ

いやーうれしい。総勢12名のお祭りとなりました。

お客様も誰1人帰らず、聴かれていかれました。
演奏した私としては、20代に戻った感覚。あのころはアンサンブルばかりしていたからなと。日本音楽集団時代ですね。(邦楽器の集合体:オーケストラ)

この混合編成での「Wassail」やばかったでしょ。面白かったでしょ。
出演者からも、観客からも、絶大な支持を得ることができました。あぁ、自分のやりたかった企画を受け入れてもらえた喜びや~

文章では音を表現しにくいですが、聴かれた方や、演奏した方々の感想を求む。うまく私は表現できません。うれしくて。

17時からのリハーサルで、馬頭琴と二胡のあの・・・やばいメロディーを聴いた、うちら
演奏家4名(主役ね)みなそろっていったこと

「そこはお休みしてる」

うちら気が合うというか・・・・民族楽器の面白さに感動した4人が、そこをすっぽり抜けて、聴き入っているという。余裕だな、みんな。そして素敵だな。

粗品も差し上げず、チケット代もいただくという暗黒な企画でしたが、お客様4人ほどから、直接、今度参加してみようかな・・・とのお声をいただきました。
コンサート
直後にそういっていただけるのは、「生の声」=「神の声」に等しいもので、それだけよかったんだなと、あらためて、感謝いたします。

プロの人も、プロじゃない人も、アンコール参加求む~(10月25日も)

~以上、GAYOからみた、コンサート総括でした。

まとめて書きます。
要するに、共演者が上手ということ。これにつきます。
これからもいろいろな方と共演していきたい方向のGAYOですが、少なくとも、今回の共演者は、GAYOの演奏仕事に誘えるレベルだということ。一緒に音をだして初めてわかるものなので、こういう出会いは大事にしていきたい。

もちろん、今までご一緒した方も十分に素敵な演奏をしてくださる方ばかりです。そういう音楽家や、スタッフに囲まれて生きている自分が、幸せだなと。生きていてよかったな、生きてきてよかったな、心から思うし、その幸せなステージをきいてもらえた喜びと、まだ聴いたことのない方々に、少しでも伝わればいいなと思います。

~今後

29回目の10月25日(土)は、四重奏中心のアンサンブルです。全曲、アンサンブル用にアレンジします。今回のヴァイオリンとの新作「和彩魂」も四重奏にして再登場してもらう予定です。(意欲だけはある)

そして、記念の30回目のライブは、2015年2月7日(土)に決まりました。
場所は、恵比寿のArt Cafe Friendsです。銀座ではありませんので、お間違いないように。この30回目、ぜひこれやってほしいという要望も受け付けますので、みてみたい企画、コラボ、曲目など、ご自由にご意見をいただければと思います。

共演者も、募集しましょうか。アンコール参加者も募集しましょうか。
共演者には、多額のギャラは払いません。払えません。この回は。多分企画多くて予算ないです。その分、GAYOに貸しにしておいてください。よい演奏、よい内容を実現できれば、仕事として還元しますので。とかくと、仕事目当てで集まってきそうだから、
やめとおこう。

純粋に、GAYOとやってみたい、GAYOとはやりたくないけど、GAYOの曲やってみたい。そういう共演者求む。

アンコール楽しそうだから、楽器もっていって、参加したい。そういう方も大募集。10月25日分は、9月末締め切り。2月7日分は、12月31日締め切りです。

それではこのへんで。

ご来場くださったみなさま、心から感謝を。この一瞬を共有できたことうれしく思います。

ご一緒に演奏してくださった方、音楽っていいですよね。懲りずにまた。

多大なるサポートをしてくれたスタッフのみなさま、なんの御礼もしてませんが、いつもありがとう。代々木上原を通るときには「アイスおごって」と遠慮なくいってください。現物支給で、いくらでも「アイス」ご馳走します。

~~蛇足編

まだ見ぬ方々へ。
人生、1度でよいので、足を運んでみてください。
和洋問わず、音楽家の方は、なぜGAYOが演奏で生きていけるのかがわかると思います。もちろん、音楽論はいくらでもお付き合いしますので、いつでもお誘いください。(難しい理論はわかりませんが)それより実際に演奏でご一緒したほうが早いですけどね。

音楽愛好家の観客のみなさまへ
世の中、いろいろな音楽ありますよね。ネットの普及により、本当にマイナーな音楽分野まで身近になった時代です。その中の一つに「GAYOの音楽」があるという認識をしていただけるだけで、幸せです。どうぞよろしくお願いします。

~~さらに蛇足。(やばい)

箏でプロを目指す人へ、プロの方へ
・・・・・いろいろ書きたいことやいいたいことはあります。若い人にも、もっと上の先輩たちにも。でもやめとく~

理由:悪くとられてまたいじめられるのやだ~(笑)

ただ一ついえることは、・・・・・やめとく。やめとく。

(ここから先は、書きたくて何度も書いて、なんども消して)
(結局、やめました。GAYOに好意的な人じゃないと、どう曲解されるかわからないから)

また、コンサートでお会いしましょう。
お疲れ様でした。ありがとうございました。生きてきてよかった。

GAYO

2枚目の写真は、アンコールのときのかな。3枚目は、フルートとのDuoですね。勝手にいただいた写真掲載しました。
文句あるなら、どんとこいー。削除します(笑)
「帯状疱疹」でした

ヘルペス族の「帯状疱疹」という診断をいただきました。
ということで治療開始。
土曜日のコンサートまでに、どこまで治るか。

ま、演奏には直接関係ないのでご安心を。

ーーー
さて、3日後となりましたが、
すべてのリハーサルを終了いたしました。

今回の聴き所は

・3つの楽器との二重奏CDよりの抜粋なので、GAYOの二重奏曲をダイジェスト的に楽しめる

・最初に作った楽曲と、最近作った曲をセレクトしてあるので、GAYOの作風の変化を楽しめる

・ま、1番は、共演者の3人が特別に上手ということ。

あとはコンサートで楽しんでください。

私の二十絃箏を新糸にしました。「新糸」さて、なんて読むのかしらね。箏の人は間違いなく知っているけれど、それ以外の人はわからないという事実を最近しりました。考えてみよう~

答えは(忘れなかったら)コンサートで。

ーーーー

別の話題。

2009年にハンガリー公演と、日本での凱旋公演でご一緒した、チェロの星野さんが、なんと日本にいたことが判明。引っ越しをされていて、私のDMが届かなかったので、てっきり海外かと思っておりました。

ピアノの菊池さんは、たしか、ハンガリーにもどって演奏していらしたような。
ヴァイオリンの井上さんも、ハンガリーのプロオケに入られたような。

ということもあり、てっきり星野さんも・・・と。

9月の京都での演奏で(また京都だ)、チェロが必要となり、探していたのだ。

人の縁は不思議だなと。ま、もちろん一度壊れたものを自ら戻すつもりはないけれど、壊れない人というのは、何年たってもこうやって縁があるんだなと。

生きていることの面白さよ。

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そして、話を最初に戻す。
「帯状疱疹」については、多分みなさんのほうがご存じなのでしょう。私は今回初めてきいた言葉でしたから。

ざっくりいうと、私の免疫力が落ちていたと。
落ちた原因は、まぁ、心当たりはいつものことながらある。

・コンサート前の譜面作り、もろもろの諸作業による「徹夜」
・食事を抜いていたので、まさかの栄養不足?

これだけだとおもうのだけどなぁ。

いつもこんな感じなんだけどなぁ。
もしや、歳のせいか?がーん。

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さて、DM届きましたね?
今回のDM、どうですか。記念切手が貼っていないと。
初めての「料金別納郵便」仕様です。

さて、私のDMの料金別納郵便を真似されて作ろうとしている方へ。

あの表記は、実は間違っています。私の調査不足で、日本郵便の規定に反しております。今回は特別に郵送許可をいただけましたが、次回からは同じミスをしないようにします。

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新しい糸、うれしいね。
音が響くね。一晩中、箏をひいていたいね。
張りたては、いつも思う。

MUSICASAのコンサートだけは、GAYOは生音で演奏しているので、いつもの大音量はでないですが、私は1番好きですね。

PA(マイク)を使うメリットは多いけれど、
大きなデメリットは、

・小さい音、繊細な音を表現しきれない

これが、生音ではできちゃうのだよ(あたりまえだけど)
このへんも、大いに楽しめるところです。

いつも応援ありがとうございます。

帯状疱疹に負けません!

GAYO