劇団さかがお | Gayoのブログ

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この三連休、劇団さかがおが、東京・高田馬場で公演している。たまたまお知らせをいただいたので、暇・・・といえば、いつも暇だし、いそがしいといえば、いつもいそがしいGAYOとしては、すいてそうな2日目(昨日)の昼公演に足を運んでみる。

劇団さかがお
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まぁ、小劇場の演劇というものには、そんなに期待しないでいつもいくわけだ。かといって大劇場にいくわけでもなく・・・GAYOが感動するというのは稀なので、最初から期待していくと、がっかりすることがしばしば。これは音楽も芸術も・・・全般にそう。


降り立つは、高田馬場。久しぶりに降り立った。山手線から内側に向かうと、公演の小屋「高田馬場RABINEST」。いかにも演劇小屋!昔は下北沢によく演劇みにいったなぁ。独りで・・・てきとうに・・・・。


さてさて、なかなか盛況。本日最終日(月曜日)13時と18時公演。チケットがあるかどうかは知らないけれど、2100円。映画一本観るのと同じくらいだね。


で、感想は・・・・















この劇団、20代前半の集まりだし、プロは多分いないのだろう。プロ志向はいるかとは思うが。ところが・・・なかなかのものだった。脚本のいいところ悪いところは目についたけれど、それをカバーする役者たち。いや、素人観点の感想だから・・・。

とくに男性の演技力が光る。主役のしょーもないライター役の「黒田くん」。あれ?学生で勉強いそがしいだろうに、公演がんばっちゃってるじゃない。台詞いっぱい憶えてるし、オーバーアクションが面白い。

(今回は、コメディー作品だから、そういう演出なのだろう)
(っていっても、今回初めて観る劇団だけど)

ストーリーを深く考えないほうがいい。オムニバス的な、ちょっと疲れる脚本だから。それよりも、一コマ一コマの役者の演技をみるだけで十分2100円はPayできる。

私が大笑いしたのは・・・
医者(黒田)と医者(渡辺)のシーン。・・・の冒頭。えぇ・・・・パントマイムかと思ったじゃない!そして、アルジャーノンを加えた3人のシーン。ひっぱるひっぱる・・・そして面白い。

脚本がこねくりまわしてある感はいなめないけれど、それを覆い隠すほどの若い役者たちの熱演に心動く。本当は今日の公演もいきたかったのだ。もう一度みたいって思うのは珍しい。

が、昼間は練習、夜は打ち合わせが入っているの。残念なり。

私はきっと役者にはなれないなと思った。私はあくまで私であって、フリができないんだよね。演技ができない。芸人には向かないってことですね(笑)

ないものねだりだけど、舞台に出ている若者たちの輝いていること、輝いていること。最初から最後まで笑わせてくれる。

終わってみれば、脚本もよかったんじゃないか・・・。そうだ、いい脚本なんだ、これは。うん。



お時間アル方は、チョイおすすめですから、ぜひどうぞ。(URLは上に)










P.S.
で、その劇場のすぐそばに、「スンドゥプン」のお店があった。みおわった後に入ってみた。若いお兄ちゃんが1人できりもみしていたけれど、これがうまい。ついでにマッコリも注文したけれど、これもうまい。キムチは・・・普通だった。
今日行かれる方は、ついでにこのお店にも。。。。。
あぁ、地図に「まごころスンドゥプ」って書いてあるね。そこです。




P.S.2
そうそう書き忘れてました。公演目は「ウチハソバヤジャナイ」(作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ / 演出:大谷徹也)